共通テストまで1か月、私立医学部一般選抜まで
40日ほどになりました。医学部受験が迫る中、
この時期だからこそ親がやるべきことがあります。
当然のことながら、体調管理には気を配って下さ
い。新型コロナウイルス感染症は、まだまだ広が
りを見せています。インフルエンザも心配されて
います。また、ノロウイルスの集団感染も報告さ
れています。
受験生が勉強を頑張るのはいいのですが、生活リ
ズムが大きく崩れてしまわないように注意する必
要もあります。バランスを考えてやって下さい。
「子供を見ていると、受験生とは思えない」と感
じる親御さんも多いと思います。「親の目からは、
勉強しているように見えない。」「必死さが全く感
じられない」親の、そういう声をよく聞きます。
だからと言って、顔を合わせるたびに「もっと勉
強しろ」「勉強しないなら受験なんてやめてしまえ」
と親から言われれば、受験生もやる気をなくして
しまいそうです。
受験生は誰もが、「自分が受験生で、勉強をしなけ
ればならない」、ことを頭では分かっています。
「分かっているけど、なかなか出来ない」受験生
は少なくありません。
親は見守るだけでいい、とは思いません。上手な
言い方で受験生の後押しをして下さい。「最近、
疲れてない?勉強に集中できていないように見え
る」「ワールドカップの日本代表、すごかったね。
最後まであきらめない姿は感動したね。受験も
あれだよ。ここからもう一段ギアを上げられるん
じゃない」
決まった言い方はありませんが、「やらなきゃ」と
思っていても、なかなか出来ていない受験生本人が
「もう少し頑張ってみるか」と思うような声かけを
して下さい。