医学部入試

2023年度の共通テストは、来年の1月14日、
15日に行われます。志願者は前年に比べ3.4%
減少していますが、それでも51万人以上の受験
生が受験します。

共通テストは3年目になりますが、「今年の共通テ
ストは昨年に比べ難化するのか、易化するのか」
予備校などの予想は様々です。

昨年がかなり難しかっただけに受験生としては易
化を期待するかもしれませんが、あまり甘くは考
えない方がいいでしょう。

共通テストの前の、センター試験や共通1次試験
は、どちらも1年目から2年目、3年目と難化し
ています。医学部受験、歯学部受験を考えている
受験生の皆さんは、「少なくとも去年と同じくらい
の難易度」と考えていた方がいいでしょう。

さて医学部受験、歯学部受験で共通テストを使う
受験生に、「これだけは理解しておいて欲しい」
ことがあります。

センター試験の時代は、「国公立医学部なら、80
%では厳しい、85%は欲しい。」「私立医学部の
センター試験利用入試のボーダーは90%」とい
ったことが「医学部受験の常識」とされてきました。

ところが共通テストに変わって、その「常識」も
変わっています。河合塾の、国公立医学部共通テ
ストボーダー得点率を見ると、75%の大学もあ
ります。センター試験の時代とは大きく異なります。

センター試験から共通テストに変わって、ボーダー
得点率も変わったことを、きちんと理解して下さい。

共通テスト後の自己採点では、自分の得点だけでなく
平均点にも十分に注意してください。「これくらい取
らなければ」という思い込みは危険です。

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