昨日は、試験会場の雰囲気に飲まれる恐れについて
お伝えしました。試験会場の雰囲気は現地に行かな
ければ味わえませんが、実際の試験のシミュレーシ
ョンは、ぜひやってみてください。
共通テスト、医学部受験、歯学部受験の一日を試験
当日の時間割に従って、丸ごと体験するのです。
私立医学部入試で最初に行われる国際医療福祉大学
医学部は、9時10分までに入室、9時40分から
11時40分で理科、昼休みを挟んで12時50分
から14時10分までが数学、そして15時から
16時20分までが英語です。
学力試験はここで終わりますが、学力試験に続いて
17時10分から18時10分まで小論文となりま
す。9時10分の入室から9時間後の18時10分に
ようやく試験が終わります。国際医療福祉大学医学
部を受験するのであれば、この時間割で過去問を解
いてみてください。実際の試験の1日を体験してお
くと本番も落ち着いて試験に臨めるでしょう。
私立歯学部でも同じです。例えば、東京歯科大学は
8時50分までに集合で、9時から10時10分まで
英語です。試験開始が9時と早くなっています。
英語に続いて、10時35分から11時45分までが
数学、昼休みを挟んで12時35分から13時45分
まで理科、14時10分から15時までが小論文です。
小論文終了後、15時20分から面接が行われますが、
人によっては待ち時間が長くなります。
実際の試験日と同じスケジュールで過去問を解いて
みることで、試験の1日を体感することが出来ます。
一度、経験をしておけば、試験当日「こんなはず
では」という事は無くなるでしょう。