福岡大学は総合大学でありながら、全学部が1つの
キャンパスで学びます。医学部は別キャンパスが多
い中、総合大学の良さが感じられます。
その福岡大学医学部一般選抜の志願者は、募集人員
65名に対し2127名でした。昨年の医学部一般
選抜の志願者は2135名でしたので、昨年とほぼ
同数の志願者でした。
福岡大学医学部では、すでに学校推薦型選抜(推薦
入試)を終えていて、一般枠には134名が志願し
29名が合格しています。地域枠には38名が志願
し10名が合格し、合計39名が既に福岡大学医学
部に合格しています。
福岡大学医学部推薦の募集人員は40名ですので1
名少ない合格者でした。この1名は、一般選抜に
振り向けられると思います。
福岡大学医学部の問題は、ここのところ数学が難化
傾向にありますが、全体として問題集にあるような
標準的な問題が多く受験生は解きやすさを感じると
思います。
1次試験合格者の最低点を見ると、2年前が400
点満点の275点、3年前が276点と7割弱でした。
ただ、昨年は252点で20点ほど下がっています。
問題そのものの難易度が去年と同じだとすると、1次
試験の通過ラインは、250点程度になると思います。
出題される問題は、去年だけが難しかったのか、去年
の難易度が踏襲されるのか分かりませんが、気持ちと
しては「7割」でいいと思います。しかし去年並みの
難易度であれば6割後半が目標になります。
福岡大学医学部の英語と化学は、難易度に変化は
見られていません。「見たことのある問題」が多く
なりますので、落ち着いて解いてください。
福岡大学医学部の数学は、以前に較べると難しく
なっています。他の科目に較べると解きにくさを
感じるかもしれませんが、それは「他の受験生も
同じ」ということを忘れないでください。