2023年度私立医学部一般選抜で、最初の試験と
なった国際医療福祉大学医学部で2次試験合格者の
発表がありました。
国際医療福祉大学医学部では、受験生自らが自分の
合否を確認し、合格者全員の受験番号の発表などは
ありません。
過去3年の国際医療福祉大学医学部の正規合格者は
昨年の1年前が278名、2年前が280名、3年
前が249名でした。ここ2年は280名程度でし
たので、今年も国際医療福祉大学医学部の正規合格
者は募集人員105名に対し280名程度だと思わ
れます。
国際医療福祉大学医学部は特待制度の充実を図って
いて、一般選抜の成績上位20名を特待Sとし、入
学金を含めた6年間の学費が実質的に無料となりま
す。
一般選抜の更に、25名も特待Aとし最大1400
万円が給付されます。一般選抜の合格者45名が特
待生となります。
問題は、こういった成績上位者がどの程度、実際に
入学するのか、です。対象者で、国際医療福祉大学
医学部より志望順位の高い大学に合格した受験生は、
どの大学に進学するか悩みそうです。
なお、国際医療福祉大学医学部の補欠者には、補欠
順位が付きます。ただ、繰り上げ合格者数について
は公表されていませんので、繰り上げ合格を予想す
ることは難しい状況です。