医学部入試

今必要なのは学力の向上ではない。受験校への対応力だ

慶應義塾大学医学部の1次試験が終わり、2023
年度私立医学部一般選抜は、2月26日の近畿大学
医学部から始まる、後期・2期入試に入ります。

私立医学部後期・2期まで少し時間があります。し
かし、多くの時間はありません。残された医学部受
験に向け、受験生の皆さんがやるべきことは何でし
ょうか?

さらなる学力の向上でしょうか?

それには、十分な時間はありません。
では、私立医学部後期・2期に立ち向かう受験生の
皆さんがやるべきことは何でしょうか?

受験校への対応力です。

学力全体を上げるのではなく、志望校で出題される
問題に絞って、その問題を解けるようにするのです。
志望校で出題される問題と言っても、出題された問
題すべてを解けるようにする必要はありません。

合格点が取れればいい、と割り切って下さい。

そうは言っても国公立医学部のように、1校しか
受けないわけではありませんので、どうしたら
いいのか迷うかもしれません。

まずやるべきことは、既に受験した大学の問題が
手元にあるなら、それのやり直しです。難しすぎ
る問題は気にする必要はありません。他の受験生
も解けません。

自分では手応えを感じていたはずでも、落ち着い
て解き直してみると案外、取れていないことが
珍しくありません。

私立医学部受験で合格するために必要なのは、
「他の人が解けない問題を解くこと」ではなく
「他の人が解いてくる問題は自分も確実に解く」
です。

今年の試験問題や過去問を使って、私立医学部
受験で出題される問題で、取るべき問題を確実
に取れるようにして下さい。

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