医学部入試

医学部受験、歯学部受験を考える皆さんが予備校を
選ぶ際の5つのポイントについて、昨日に引き続き
お伝えいたします。

医学部受験、歯学部受験を考える受験生の皆さんに
とっての5つのポイントのうち、2つは昨日お伝え
しましたので、本日は3つ目からです。

3つ目のポイントは、「講師」です。

「どのような先生が教えて下さるのか」は重要です。
講師と言ってもプロ講師と学生講師がいます。私は、
学生講師に否定的です。「東大理3の学生に習うのは
どうか?」と聞かれれば、「オススメしない」と答え
るでしょう。

講師に必要なことは、「生徒を出来るようにすること」
です。自分が出来るのは当然ですが、生徒が出来る
ようにすることこそが講師の仕事です。学生講師は、
どうしても自分が基準になります。「理解できないこと
が理解できない」、「自分はこのやり方でうまく行った
から、生徒もこのやり方をやればうまく行く」

学生講師は、こういったことになりがちです。また、
アルバイトですから予定変更もあります。ただ、「生徒
と年が近い」ということはメリットになり得ますし、
「自分自身が受験を経験して日が浅い」ということも
いい点だと思います。

講師について、もう1点。「志望校の出題傾向を分かっ
ているか」も重要です。例えば数学の講師に「東邦大
学医学部の数学は、どのような問題ですか?」と聞い
た時、あいまいな返事では不安が残ります。

「マーク式で、データの分析も出るよ。後半の問題は
難しくなりがち」と即座に返って来るなら、私立医学
部受験に詳しいと安心出来ます。

歯学部受験を考えているなら、「東京歯科大学推薦の
数学は、どんな問題ですか?」と聞くといいでしょう。
「過去問が無いから分からない」では安心して任せる
ことは出来ません。

特に新しい予備校は、どのような講師がいるのか確認
してください。予備校の講師は基本的に動きません。
予備校も、いい先生は離しません。予備校の講師が移
籍することは珍しいことです。前の予備校が「離して
もいい講師」と思っていたのかもしれません。

逆に言うと、メインの講師がいなくなった予備校は、
予備校自体に問題があるのかもしれません。メインの
スタッフも同様です。講師やスタッフの出入りが多い
予備校は何か問題があるのかもしれません。

予備校選びのポイント4つ目は、「授業後のフォロー
は、どうなっているのか」です。

予備校によっては、授業後は「強制自習」のような
スタイルを取る予備校もありますし、生徒に任せる
予備校もあります。「どちらのスタイルが自分には
いいのか」を考えて下さい。

また、「年明け、入試期間中のフォローはどうなって
いるのか」も大切なポイントです。年明けから入試
が終わるまでの期間は、最も生徒に寄り添わなければ
ならない期間です。

通常授業や講習が終われば、「あとは自分で頑張れ」
という予備校はどうなのか、と思います。入試が終
わるまでの期間は、受験生のメンタルは揺れ動きま
す。そのフォロー体制がどうなっているのかは確認
してください。

2月に入るとこれまでの生徒より、「次の生徒を集
めること」に気持ちが行ってしまう予備校もある
ようです。最後まで生徒に寄り添う予備校がいいと
思います。

例えば、「合格祝賀会はありますか?」と聞いて
みるのもいいでしょう。「1年、一緒に苦労して
きた生徒の晴れ舞台が用意されているのか」、は
予備校の姿勢を表していると思います。

医学部受験、歯学部受験に向かっての予備校選び
のポイントの5つ目は、「立地」です。

言葉を変えると、「通学のしやすさ。通学時間」
です。

受験生としては、少しでも勉強時間を確保したい
ところでしょう。「通学にかなり時間が取られる」、
「朝のラッシュで疲れてしまう」といったことは
出来れば避けたいところです。通学の電車やバス
の中が混んでいなければ、勉強も出来ます。

寮を選択する場合は、寮と予備校の距離、食事付
きか、寮に管理人はいるのか、入居者はどういっ
た人か、などを確認してください。

予備校選びのポイントを一言で表すと、「この予備
校なら志望校に合格出来る」と思えるか、です。
予備校に求めることは、一人ひとり違うと思いま
す。自分が求めることが揃っている予備校を選ん
でください。

最後に、オンライン個別指導について触れさせて
ください。

現在、私はオンライン個別指導メルオンに専念し
ています。「なぜ、オンラインなのか?」というこ
とですが、これまで非常に多くの医学部受験生、
歯学部受験生を指導してきていつも感じていたこ
とは、「来ることの出来る受験生しか指導出来な
い」です。

医学部受験、歯学部受験に立ち向かう受験生は
日本中にいます。しかし、私が指導出来るのは、
「校舎が開いている時間に、渋谷まで来ること
の出来る受験生」に限られていました。地方在
住の受験生には手を差し伸べることは出来ません
でした。

それを乗り越えることが出来るのが、オンライン
個別指導でした。場所も時間も関係なく指導する
ことが出来るのがオンライン個別指導でした。

今でこそ一般的になったZoomですが、日本では
全く知られていなかった時期から研究を進めてい
ました。

一昨日は、迷いがある和歌山県の生徒から「どう
しても今日、話しがしたい」と急な連絡があり、
私が自宅に着く、22時30分からオンライン面
談を行いました。

2月に入院していた時も病室からオンラインでの
面接指導を行いました。「いつでも、どこでも」
です。

茨城県の生徒に今日、順天堂大学医学部から繰り
上げ合格の連絡がありました。日本医科大学医学
部は辞退します。もう一人、順天堂大学医学部の
繰上げ上げ合格を待っている生徒がいますが、
近隣に頼れる予備校の無い生徒でした。もちろん、
他の医学部には合格しています。

北海道の男子生徒は岩手医科大学医学部、女子は
杏林大学医学部に進学します。兵庫県の山間部の
生徒や静岡県の生徒は東京女子医科大学医学部に
進学します。

この他に、進学先が千葉大学医学部、昭和大学医
学部、東邦大学医学部、北里大学医学部、近畿大
学医学部、埼玉医科大学医学部、帝京大学医学部、
獨協医科大学医学部の生徒もいます。

私立歯学部推薦では、山口県の生徒や和歌山県の
生徒など4名が東京歯科大学学校推薦型選抜で合
格してくれました。

ラグビー部の合宿所で生活する生徒など2名が日
本歯科大学(東京)推薦に合格しました。ちなみ
にラグビー部の生徒は歯学部合格後、全国大会出
場を勝ち取りました。

この他、大阪歯科大学推薦2名、日本大学歯学部、
神奈川歯科大学でも推薦入試での合格者が出ました。

私立歯学部の推薦受験者11名中10名が合格して
くれました。

これらの生徒は、「渋谷には来れない」生徒でした。

メルオンのオンライン個別指導は、システムでも他
のオンライン個別指導とは一線を画すものです。
このメルオンで医学部受験、歯学部受験に立ち向か
う日本中の受験生を応援していきます。

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