大阪医科薬科大学医学部で、新たに公募制学校推薦
型選抜(公募推薦入試)を今年から実施します。こ
の医学部公募推薦入試は専願制で行われます。
大阪医科薬科大学医学部では、昨年から募集人員2
名で指定校推薦入試を始めました。入試結果を見る
と、女子2名が出願し2名とも合格しています。大
阪医科薬科大学医学部の指定校推薦入試は、受験す
ることが出来れば、合格の可能性はかなり高い医学
部受験と言えそうです。
その大阪医科薬科大学医学部で、昨年の指定校推薦
入試に続いて、今年から公募推薦入試も実施します。
公募制学校推薦型選抜(公募制推薦入試)を今年か
ら実施することは、昨年の10月5日に発表されて
いました。募集人員や試験内容、入試日程について
の詳細は、7月頃に発表になると思います。
現在、分かっていることは「公募推薦を実施する」と
いうことと「専願制」ということです。関西医科大学
医学部の推薦入試は「併願可」ですが、大阪医科薬科
大学医学部は「専願」になります。関西医科大学と大
阪医科薬科大学、どちらの推薦入試を受けるかを考え
る際に、ここは大きなポイントとなりそうです。
なお、大阪医科薬科大学医学部で実施されていた募集
人員3名の「至誠仁術」入試の専願制は廃止されます。
募集人員5名の「至誠仁術」入試の併願制は、これま
で通り実施されます。
また、一般選抜の数学の試験時間がこれまでの100
分から90分に、前期も後期も変更されます。試験時
間が10分短くなるということは、「問題が、これまで
と比べ、易しくなる」または、「問題数が減る」ことが
考えられます。
関西の医学部受験では、大阪医科薬科大学医学部と
関西医科大学医学部がライバル関係にあります。関西
医科大学が大幅な学費の値下げに踏み切ったことで、
大阪医科薬科大学医学部もいくつかの入試変更を行う
と思われます。
今年の一般選抜の様子を見ると、大阪医科薬科大学医
学部と関西医科大学医学部の難易度は、かなり接近し
たように感じます。また、両方の大学に合格した受験
生が、どちらの大学に進学したのかも気になるところ
です。