今は、医学部受験・歯学部受験に向け、モチベーシ
ョンが非常に高い時期です。やる気に満ちているの
はいいのですが、それが裏目に出ることもあります。

高校や予備校の授業とは別に、自分で問題集をやる
受験生も少なくないと思います。問題集をやるのは
いいのですが、やる気に満ちあふれていることから、
現在の自分にはふさわしくない問題集を選んでしま
う受験生がいます。

大学受験では、「定番」と呼ばれる問題集があります。
「有名だから」、「みんなが使っているから」「合格者
が使っていたから」こういった理由から、「定番」と
呼ばれる問題集を選ぶ受験生は少なくありません。

「定番」というのは、「多くの受験生にとって使いや
すい」ということです。とは言え、多くの受験生に
とって使いやすい問題集が、「自分にも会っている」、
とは限りません。

今の自分には、「定番」の問題集の、もう一つ前の段
階の問題集がふさわしい、ということはよくあること
です。

大学入試直結の問題集より、一歩手前の基礎力強化の
問題集が今の自分にはふさわしい、ということは多
いので一度、「手元にある問題集は今やるべき問題集
なのか」を、確認してください。

併せて、問題集の使い方も考えて下さい。

問題集に出ている問題は、難易度別に掲載されていま
すので、「全ての問題を解いていくのか、基本例題だ
けを解いて行くのか」など、問題集の使い方も一度
考えてみるといいでしょう。

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