医学部入試

医学部受験生、歯学部受験生が塾や予備校で学ぶ際には、集団授業と個別指導の2つに
大きく分けられます。集団、個別それぞれ特徴がありますが、勉強に自信を持てない人
には、個別指導をお勧めします。

勉強に自信を持てていない受験生は、自分の頭でギリギリまで考えることの経験が
不足している場合が多くあります。「脳みそが汗をかく」ような経験が少なく、表面的な
勉強をしがちです。

授業を受けて、「分かった気」になったところで満足してしまいがちです。「覚えれば
いいんだろう」ということで、単純に覚えようとします。そこでは、「なぜ、そうなるのか」
が抜けたまま、結果だけを覚えようとしてしまいます。

勉強に自信を持つ受験生も、もちろん覚えようとしますが結果だけを覚えるのではなく、
なぜ、そうなるのかを理解したうえで覚えます。勉強に自信を持つ受験生と勉強に自信が
持てない受験生の違いは、ここにあります。

医学部受験、歯学部受験では、出題された問題を自分の力で解く必要がありますが、
「分かったつもり」で終わっていては、「自分の力で解く」ことは難しくなります。

集団授業は決められたスケジュールで、進んでいきます。理解が十分ではない生徒を
待っているわけには行きません。問題を解く時間を作っても、全員が解き終えるのを
待っている時間はありません。どうしても、自分の頭で考え抜く経験が足りないまま
になってしまいがちです。これでは実際の医学部受験、歯学部受験への対応力は心もとないままになってしまいます。

集団授業では、自分が頭を振り絞ることが無くても授業は進んで行きますので、勉強に自信を持てない受験生には、ある意味「楽」な授業です。

個別指導では、先生は目の前の生徒だけを見ていますから生徒の理解度を把握しながら
授業を進めます。そして、問題を解かせる時には、ヒントを出したりしながら生徒が自分の力で解けるようにします。個別指導では説明だけでなく、「自分の頭で考え、解く」指導が行われます。生徒は自分の頭で考え、解いていく経験を重ねます。

勉強に自信を持てない受験生は、自分の頭で考え抜こうとせず、すぐに諦めてしまう
傾向にありますので、「自分の力で解かせる」個別指導の方がいいと思います。

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