医学部入試

通学時間を上手く利用できれば、勉強期間が1か月増える

今週は、全国的に「危険な暑さ」と言われるような猛暑の日が続いています。

昨日の東京の最高気温は37.7度、関西医科大学がある大阪枚方市の今日の最高気温は39.6度でした。

今日、35度を超える猛暑日となった地点は全国で251地点にもなりました。

 

全国の医学部受験生、歯学部受験生の皆さんは、高校の補習や塾・予備校への通学で大変な思いをしていると思います。

オンライン個別指導の生徒たちは通学の必要はないのですが、厳しい暑さの中、通学するのであれば通学時間の使い方を考えてみてください。

 

通学に片道30分、往復で1時間かかるとします。

年間300日通学すると、300時間を通学に費やすことになります。

1日、15時間勉強をすると考えると300時間あれば20日分の勉強時間となります。

通学時間を有効に使えば、勉強期間が20日間増えたことになります。

1日12時間の勉強を考えると、300時間は25日分となります。

1日10時間の勉強を考えると、300時間は30日に相当し、30日余計に勉強出来る計算になります。

 

医学部入試、歯学部入試が近づくと、「あと1か月あったらよかった」と言う声をよく聞きます。

往復1時間の通学時間を上手く使うことが出来れば、あったらよかった「1か月」が増えることに相当します。

逆に、通学時間を何となく過ごすと、通学が必要のない受験生とは勉強期間が1か月も少なくなる計算になります。

 

猛暑の中を通学すると、高校や塾・予備校に着いても汗がひどく、しばらくは勉強どころではないでしょう。

そこを頑張って通学しているのなら、通学する意味を考え、通学時間の使い方も考えてください。

 

通学のスキマ時間を上手く使って、覚えなければならないことを暗記するのもいいでしょう。

もちろん、「通学時間はリラックスする時間」と考えるのもいいでしょう。

通学時間がラッシュ時間帯と重なるなら、リラックスすら出来ないかもしれませんが、通学時間を変える、通学方法を変えるなどを検討するのもいいと思います。

 

医学部受験や歯学部受験に備えての、受験勉強に使える時間は限られています。

医学部受験、歯学部受験では通学に時間を使う必要のない受験生とも戦わなくてはなりません。

通学時間を何となく過ごすのではなく、勉強するでもリラックスでもいいので「この時間をどう使う、何をする時間なのか」を、一度考えてみてください。