主に化学製品を製造するクラレが、今年３月に小学校を卒業した子供を対象に「将来就きたい職業」についてアンケートを行い、その結果を発表しました。

クラレは、使い終わったランドセルをアフガニスタンの子供に送る活動を行っていて、その活動に協力した４４７名の調査結果です。

将来就きたい職業のベスト１０を男女別に発表していますが、男女とも医師がベスト１０に入っています。

男子では医師は７位、女子では３位となっていますが、男子も女子も昨年から順位を上げています。

昨年、男子では医師は１０位でしたが今年は７位に上昇しました。

女子では医師は昨年の９位から３位に大きく上昇しました。

男女を合わせた「将来なりたい職業ベスト１０」では医師は前年の７位から４位に上昇しています。

なお、男女総合の１位はスポーツ選手、２位は教員、3位は漫画家・イラストレーターで、4位に医師が入っています。

5位以下は研究者、動物園・遊園地、建築家、ゲームクリエーター、パティシエ・パン屋、IT関係、看護師、会社員と続きます。

現在の中学1年生は大学受験までまだ時間がありますが、このアンケートを見ると医学部人気は当分続くように思います。

現在の中学1年生が大学受験生となるのは5年後ですが、このアンケートを見る限り、医学部受験の厳しさは変わらなさそうです。

5年後には、医学部の入学定員が削減されている可能性もあります。

そうなると、医学部受験は今以上に厳しくなるかもしれません。

将来就きたい職業、男女総合順位