医学部入試

成績が上がらない時に思い出さなければならないこと

医学部受験でも歯学部受験でも、受験勉強は1か月や2か月で終わるものではなく、長い戦いとなります。

受験生としては、1年を通していつも変わらずコンスタントに勉強を続けることは簡単ではありません。

 

お盆休みや夏休みを満喫している人達を見れば、気持ちが萎えることもあるでしょう。

浪人生なら、すでに大学生になった友人の誘いを断わることで辛い思いをするかもしれません。

 

受験勉強に集中しようと頑張っていても、ふと気持ちが前に向かなくなることもあるでしょう。

受験生が、勉強を続ける中で最も気持ちが前に向かなくなるのは、「頑張ったのに成績が上がらない」と感じた時でしょう。

「あんなに頑張ったのに」と思えば、やる気も削がれるかもしれません。

 

受験勉強を本気で始めたころは、成績も順調に上がっていたのではないでしょうか?

しかし、段々と成績の伸びが見えにくくなり「やってもやっても伸びない」と感じる時期が来るものです。

 

受験勉強とは、そういうものです。

 

偏差値30台や40台の時は、とにかく「公式さえ覚えきれていない」ほど、知識量が不足していますので、知識が増えていけば順調に成績も上がります。

ところが偏差値が50を超えるころから、そうは行かなくなります。

偏差値60を超えると、さらに偏差値の伸びは簡単ではなくなります。

 

こういった時に、集中力が落ちるのは非常にもったいないことです。

 

「成績が伸びない」と感じた時に思い出して欲しいのは、「成績の推移は一直線ではなく、ジグザグである」という事です。

 

どんな受験生でも成績の推移は、直線的ではありません。

必ず、ジグザクになります。

 

成績は勉強量に比例して上がっていくものではありません。