医学部入試

英語無しで受けられる医学部の共通テスト利用入試

昨日は、「私立医学部の共通テスト利用入試は合否判定に使用する科目が大学によって異なる」ということをお伝えいたしました。

 

東海大学医学部や獨協医科大学などのように、私立医学部一般選抜と同じ英語、数学、理科で合否を判定する医学部もあれば、国公立医学部と同じように英語、数学、理科に加えて国語と地歴公民も含めての合否判定となる、順天堂大学医学部や東京医科大学のような医学部もあります。

 

科目数が増えれば受験生の負担は大きくなります。

国公立医学部と私立医学部の併願を予定している受験生はいいのですが、私立医学部専願の受験生は国語や地歴公民の勉強をする時間は、なかなか無いでしょう。

 

私立医学部の共通テスト利用入試で国語が必須で、国語も合否判定に使用する大学は少なくありません。

東北医科薬科大学医学部、埼玉医科大学、国際医療福祉大学医学部、順天堂大学医学部、東京医科大学、日本医科大学、愛知医科大学、藤田医科大学、大阪医科薬科大学医学部、関西医科大学、産業医科大学、福岡大学医学部の12校が国語必須となっています。

 

ただ国語必須であっても、「近代以降の文章」だけを合否判定の対象としている医学部も少なくありません。

「近代以降の文章」つまり「現代文、現代国語だけを見られる」ということです。

 

地歴公民が課されていない大学で、国語(近代以降の文章のみ)となっている大学、例えば関西医科大学や福岡大学医学部、埼玉医科大学などであれば、受験生によっては、「負担は少ない」と感じるかもしれません。

 

医学部受験生の中には、「もともと現代文は得意」という受験生もいますので、そういう受験生であれば、「近代以降の文章のみ」の国語を課す大学への出願を考えてもいいでしょう。

 

今度は英語の話です。

私立医学部の共通テスト利用入試で、「英語また国語(近代以降の文章のみ)」と試験科目の変更をした医学部があります。

杏林大学医学部です。

 

これまで杏林大学医学部の共通テスト利用入試の試験科目は英語、数学、理科2科目でしたが、来年から数学、理科2科目と「英語または国語(近代以降の文章のみ」となりました。

国語か英語のどちらかを選択することになり、場合によっては、英語無しでの受験も可能になりました。

 

「英語は苦手だけど、国語・現代文は得意」という受験生なら受けてみたい医学部入試だと思います。

 

このように、共通テスト利用入試に限らず私立医学部入試の試験内容は様々な上に、変化を続けています。

「医学部入試は情報戦」とも言われますが、杏林大学医学部の共通テスト利用入試は、まさにその典型的な例だと思います。