首都圏にお住まいの方なら、どなたもご存じだと思われる大手塾、四谷大塚の講師が生徒の下着を盗撮し、SNSに投稿したとして二人の講師が逮捕されました。
二人は盗撮した生徒の個人情報をSNSにも投稿していて、東京都迷惑防止条例違反と個人情報保護法違反の容疑で逮捕されています。
また、四谷大塚本体も個人情報保護法違反の疑いで書類送検されました。
この事件が明るみに出て、教育業界には激震が走りました。
多くの保護者が塾に対して不信感を持ったと思われます。
生徒本人も、塾や先生を信頼出来なくなっているかもしれません。
対面での1対1の個別指導を避ける動きがあるかもしれません。
四谷大塚では講師が生徒の個人情報にアクセス出来ると知って、驚きました。
ちょっと考えにくいことが起きていました。
予備校で言えば、河合塾や駿台予備学校のような存在の塾で、そのようなことが起きるとは信じがたいことです。
塾や予備校の講師になるために、特別な資格は必要ありません。
学生講師も多い現状があります。
今回事件となった塾では講師採用に際して、どういった手順で採用試験を行っていたのか分かりませんが、採用に当っては厳密な試験が必要だと感じます。
私達メルオンはオンラインでの授業で、授業は全て録画しています。
生徒と講師が、直接会うことはありません。
保護者の方が、生徒の隣で授業を見ることも可能です。
もちろん、生徒の個人情報は管理者しか見ることは出来ません。
講師採用は全て、講師からの紹介です。
医学部受験、歯学部受験に精通していることが前提条件になりますが、講師から「この先生は指導力、人格ともに間違いない」とお墨付きをもらった先生だけを採用しています。
こういった残念な事件を受けて、私たちも一層、気を引き締めています。