医学部入試

金沢医科大学が、能登半島地震の被害状況などを公表

1月1日に、能登半島を中心に石川県や新潟県などが大きな地震に見舞われました。

被害を受けた各地域の被害状況が徐々に明らかになってきました。

まだ全ての被害状況が明らかになったわけではありませんが、亡くなられた方や家屋の倒壊・半壊の状況、道路の損壊、断水、停電といった被害の状況を聞くとその被害の大きさに

心が痛みます。

 

金沢医科大学は能登半島の付け根に当る石川県河北郡内灘町にありますが、金沢医科大学の被害状況は、これまで伝わってきていませんでした。

 

金沢医科大学はホームページに「令和6年能登半島地震の被害状況及び学生への措置について」を発表しました。

 

それによると「医学部の学生全員の安否確認が出来ている」、「看護学部の学生は一部確認中だが、ケガなどの報告は受けていない」とのことです。

ただ、「下宿先や実家の破損、断水の報告は、一部学生から受けている」とのことです。

 

金沢医科大学関係者では、人的被害は出ていないようです。

 

施設の被害状況については「体育館にてガラス等の破損等がありましたので、当面使用は困難になります」とあります。

この他にも若干の被害はあったようですが、講義室等の使用に支障はないようです。

 

なお、医学部の授業は1月9日(火)からオンライン授業を行い、登校再開は1月15日(月)からとなることが発表されました。

医学部入試についての記載はありませんので、金沢医科大学の医学部入試は予定通り実施されると考えてよさそうです。

 

金沢医科大学病院もホームページで能登半島地震についてコメントを出しました。

それによると、金沢医科大学病院に大きな被害はなく1月4日から通常通りの診療を開始した、とのことです。

 

なお、金沢医科大学や金沢医科大学病院のある内灘町のホームページによると、町内の一部ではまだ断水が続いている、とのことです。