明日、明後日と獨協医科大学一般前期の1次試験が行われます。
獨協医科大学の前期入試は、1次試験日が2日間設けられており、どちらか1日でも2日ともでも受験が出来ます。
今年の獨協医科大学一般前期の志願者は、1日目の21日(日)が1593名、2日目の22日(月)が1573名で、2日間合計で志願者は3166名になりました。
1日目と2日目の志願者数は20名しか違いませんので、獨協医科大学医学部を志願する受験生のほとんどは2日とも出願したと思われます。
昨年の獨協医科大学医学部の志願者は2日間合計で2250名でしたので、今年は一気に千名に迫る916名増という大幅な志願者増となりました。
大幅な志願者増の一方で、獨協医科大学医学部一般前期の募集人員は昨年の57名から52名に、5名減少しました。
募集人員が増えての志願者増なら、まだ受験生もいいのでしょうが募集人員は、5名減少しています。
獨協医科大学一般前期の募集人員減は、今年から一般選抜を前期と後期に分けたことによります。
今年の医学部一般入試から募集人員10名で、後期を実施することになりました。
共通テスト利用入試の募集人員を10名から5名に減じ、その5名を一般前期に回しましたが、10名の後期を実施することで前期の募集人員は昨年に比べ5名減となりました。
募集人員52名に対し3166名が志願しましたので、志願倍率は60.9倍となりました。
ただし、実際にはほとんどの受験生が2日とも出願していると思われますので、獨協医科大学に志願した受験生の数は、志願者数の半数近くだと思われます。
獨協医科大学の数学は試験時間60分で大問4題が出題されます。
獨協医科大学の数学は多くの受験生が「変」と言いたくなるような問題が出題されます。
問題文で与えられた条件を踏まえた上で誘導の意図を理解しながら解き進む問題が多く出題されます。
他の医学部入試では、あまり見かけない問い方ですので過去問で「獨協医科の数学」に慣れておくといいでしょう。
問題と解答を見るだけでもいいと思います。
獨協医科大学の英語も、数学同様に特徴的な問題も出題されます。
試験時間60分で大問4題ですが、問題冊子は20ページほどあり試験時間に比べ問題量は多くなります。
最初の2題が長文問題ですが、そこは後回しにして長文問題以外の問題を手際よく解くことで長文問題に使える時間を確保することが、英語の得点アップに繋がります。
獨協医科大学の化学は、問題の設定が入り組んでいる問題もよく出題されます。
理科の試験時間は1科目60分の計算になりますので、早く解きたくなりますが、問題文をしっかり理解することが何より大切です。
問題文を落ち着いて読み、問われている条件を正確に理解することを心掛けて下さい。
なお、獨協医科大学医学部の共通テスト利用入試の志願者は、前年より85名少ない468名でした。