医学部入試

川崎医科大学の面接の配点は100点+段階評価

1月21日(水)に1次試験を行った川崎医科大学医学部で1次試験合格者の発表がありました。

川崎医科大学の合格発表は、受験生自身が川崎医科大学のサイトにアクセスして合否を確認する方式ですので、1次試験合格者数は分かっていません。

 

過去3年の1次試験合格者は、昨年が403名、2年前が368名、3年前が330名と

ここ3年は毎年、1次試験合格者は増えています。

今年も400名程度だと思われます。

 

川崎医科大学の1次試験合格者の発表が非常に早く行われるのは、「試験会場が川崎医科大学キャンパスの1か所」、「全科目、マーク式」ということからだと考えられます。

 

試験会場が何か所かに分かれていると、まず解答用紙を1か所に集めることから始まります。

解答方式が記述式であれば採点にも時間が掛かりますが、マーク式なら機械に読み取らせることで採点時間も短い時間で終わります。

 

こういったことから、非常に速い合格発表となっていると思います。

 

川崎医科大学医学部の2次試験は、小論文を1次試験の際に書いていますので面接のみになります。

川崎医科大学医学部の面接には100点の配点が付いています。

英語や数学と同じ、100点の配点です。

面接は100点の配点の他に、段階評価も行われます。

 

面接点が同じ60点の受験生でも、そこに段階評価が付き「60点A」の受験生と「60点C」の受験生となる可能性があります。

恐らく1次試験の学力試験の得点(350点満点)と2次の面接の得点(100点満点)を合計して合否を判定する際に、同点だった際には面接の段階評価と小論文の評価が加味されるのではないかと思います。

 

川崎医科大学医学部一般選抜で合格通知を手にするためには、しっかりとした面接対策は欠かせないでしょう。

 

川崎医科大学の面接は、面接官3名による個人面接になります。

必ず聞かれる質問が、「1年生は全員、寮生活になるが寮の規則を守れるか」です。

川崎医科大学が、「寮でトラブルを起こすような受験生は入学させたくない」と考えていることが分かります。

寮生活については様々な角度から聞かれますので、「他の寮生といい関係を築き、問題なく寮生活を送れる」ということを、自信を持って話してください。

 

この他には、医学部志望理由や川崎医科大学志望理由などが聞かれます。

また、面接の前にアンケートの記入があって、併願校も質問項目にあります。

併願校についても、余計なことを考える必要はありません。

素直に書いて問題ありません。

 

なお、川崎医科大学医学部の地域枠では、面接の配点は150点となります。

地域枠では当然、「なぜこの県の地域枠なのか?」も聞かれます。