医学部入試

帝京大学医学部の小論文(課題作文)は2つの決められた言葉を使って書きます。

1月25日(木)、26日(金)、27日(土)の3日間に渡って1次試験を行った、帝京大学医学部の1次試験合格者が発表になりました。

帝京大学医学部の1次試験は、3回(3日)受験することが出来ますが、3日とも受けた場合は、最も得点の高い日で合否が判定されます。

 

今日の11時に1次試験の合格発表がありましたが、受験生がそれぞれ自分の合否を確認する方式ですので、1次試験合格者数は分かっていません。

また、帝京大学医学部は「入試結果」でも1次試験合格者数を公表していません。

公表しているのは、正規合格者数と繰り上げ合格者数を合わせた、総合格者数だけです。

 

ちなみに、昨年の帝京大学医学部の総合格者数は、募集人員86名に対し223名でした。

一昨年は募集人員89名に対し171名、3年前は募集人員89名に対し172名でした。

昨年は繰り上げ合格者が多かったようです。

 

帝京大学医学部の2次試験では、課題作文と面接が課されます。

小論文ではなく課題作文となっていますが試験時間30分、250字から300字となっています。

内容的には小論文と言っていいような問題が出題されますが、試験時間の短さと字数の少なさから「課題作文」としているのだと思います。

 

帝京大学医学部の課題作文では、与えられたテーマについての自分の考えを書きますが、「この2つの言葉を使って」という条件が付きます。

 

例えば昨年は、「中高時代と比して大学時代の友人の位置づけはどんなものか、大学時代にはどのような友人を作るべきか、「中高」、「職業」という語句を使って書け」というものでした。

「中高と違って大学は、自分の職業を具体的に考える時期」ということを踏まえて書くといいでしょう。

このように、2つの言葉が「なぜ選定されたのか」を考えると、自然に書くべきことが浮かぶと思います。

 

帝京大学医学部の課題作文は、他の医学部では見られない「小論文」ですので、帝京大学医学部の過去問を使って練習をしておくといいでしょう。

 

帝京大学医学部の面接は、面接官2名による個人面接になります。

穏やかな雰囲気の中での面接になりますが、他の受験生の面接の声が聞えてくるかもしれません。

周囲に気を取られることなく、自分の面接に集中してください。

 

医学部の面接としてはオーソドックスな質問が多いのですが、MMIと言える、「その場で考える質問」もあります。

これまで、「静かな図書館で友人が話しかけてきたらどうする?」と言った質問が聞かれています。

 

多少はMMIの練習もしておいた方がいいと思います。

 

メルオンでも、MMIを含めた面接指導を行いますので、必要であればお申し付けください。