1月30日(火)と31日(水)の2日間行われた金沢医科大学一般選抜前期の1次試験合格者が今日の17時30分に発表になりました。
金沢医科大学一般前期の1次試験合格者は519名で、前年の1次試験合格者より20名少ない1次試験合格者でした。
昨年は1次試験に539名が合格し、2次試験を終え95名が正規合格となり、208名の補欠者から108名が繰り上げ合格となっています。
正規合格者と繰り上げ合格者を合わせた総合格者は203名でした。
1次試験合格者のうち、最終的に金沢医科大学の合格通知を手にしたのは37.7%でした。
金沢医科大学の2次試験では小論文と面接が行われますが小論文に60点、面接には調査書を含めて110点の配点が付いています。
恐らく面接100点、調査書10点ではないかと思います。
金沢医科大学の英語や数学の配点はそれぞれ100点ですから、英語や数学より調査書を含めた面接の配点の方が、大きい配点となっています。
小論文の60点と合わせて、2次試験は170点もの配点ですから2次試験で順位はかなり動くと思われます。
金沢医科大学の小論文には設問が2問あって、1問は与えられた文章の200字要約になります。
過去問を使って、200字要約に慣れておいて下さい。
出来れば、書いたものをどなたかに見てもらうと更にいいと思います。
金沢医科大学の面接は、受験生4名程度のグループ討論になります。
最初に、与えられた文章を読み、メモを取ります。
メモを持って討論の部屋に移りますが、それぞれの受験生の席に「文章からの問い」が書かれた紙が置かれています。
問いはそれぞれ別の物で、最初に受験生が一人ずつ問いに答えて行くところから始まります。
グループ討論は、他の受験生とのやり取りになります。
ディベートではありませんので、打ち負かそうとするのはよくありません。
グループの人たちと建設的な意見を交わすようにして下さい。
「受かりたい」が「目立ちたい」になって一人で話す人がいますが、それではグループ討論になりません。
面接官にしてみたら「面倒くさいやつ」と思ってしまうでしょう。
グループ討論では、まず他者の意見を正確に理解することから始まります。
思い込みでおかしな解釈をしてしまうと、ズレた意見を言ってしまうことになります。
まず、「聞く」そしてそれから「話す」です。
なお、グループ討論はビデオカメラで撮影されていますが、基本的に全体がスムーズに進行するようにカメラで見ているだけですので、カメラを意識する必要はありません。