1月27日(土)に行われた関西医科大学1次試験の合格者が10時に発表になりました。
関西医科大学医学部一般選抜前期の1次試験合格者は募集人員55名に対し381名で、昨年の1次試験合格者に比べ29名多い1次試験合格者でした。
関西医科大学医学部一般前期の1次試験合格者は一昨年が313名、昨年が352名で、今年が381名ですから、1次試験合格者は増加傾向にあります。
これは、関西医科大学は昨年4月から、学費を大きく引き下げたことが影響していると思われます。
学費を大きく引き下げたことで国公立医学部との併願者が増えて、その結果入学辞退者も増えたのではないかと思います。
関西医科大学は一昨年入試まで繰り上げ合格者数や、正規合格者と繰り上げ合格者を合わせた総合格者数を公表していませんでした。
それが昨年は、1次試験合格者352名、2次試験受験者324名、正規合格者127名、補欠者187名、繰り上げ合格者55名、総合格者182名と公表しました。
昨年、関西医科大学医学部一般前期で2次試験を受験した324名のうち、182名が合格となっていて、2次試験受験者の56%が、2次試験合格となっています。
関西医科大学医学部の入試では小論文は行われず、2次試験は面接のみとなります。
関西医科大学の面接は面接官3名による個人面接で、時間は10分です。
面接開始から10分が経過すると、ドアがノックされ面接終了となります。
10分の面接で聞かれることは多様で、特に関西医科大学についていろいろな質問があると思って事前の準備をして下さい。
関西医科大学の志望理由はもちろんですが、「関西医科大学のアドミッションポリシー」や「建学の精神」、「関西医科大学について知っていること」も聞かれると考えて準備を進めて下さい。
この他には、「医師以外の職業を選ぶとしたら何か?」、「今までで一番辛かったこと、一番うれしかったこと」、「理想の医師像に近づくためには、何が必要か?」などが聞かれています。
また、小論文を行わない代わりなのかもしれませんが、文章が書かれた紙を渡されて1分間読んだ後、文章に関する質問が行われます。
「小論文の口頭試問」といった感じです。
面接は受験番号順に、第1組と第2組に分けて行われます。
それぞれ集合時間が違いますので、集合時間を確認してください。
また、「面接を2回受験していただく場合があります」と明記されています。
3人の面接間の評価に大きな差がある場合などに2回目の面接が行われます。