医学部入試

聖マリアンナ医科大学の1次合格者は前年より38名少ない488名

本日10時に、2月8日(木)に1次試験を行った聖マリアンナ医科大学一般選抜前期の1次試験合格者が発表になりました。

1次試験合格者は、2日ある2次試験日ごとに分けられて発表されましたが、2日間を合わせると488名の1次試験合格者でした。

 

昨年の聖マリアンナ医科大学一般前期の1次試験合格者は526名でしたので昨年より38名少ない1次試験合格者でした。

聖マリアンナ医科大学一般前期の志願者数は受験番号から推測すると、前年より850名ほど多くなったようです。

志願者大幅増にも関わらず、聖マリアンナ医科大学が1次試験合格者を減少させたのには訳があります。

 

それは、「昨年は公募推薦入試の合格者が少なかったことを受け、一般選抜の募集人員を急きょ増員した」ことにあります。

 

昨年の聖マリアンナ医科大学公募推薦入試は募集人員約25名で行われましたが、合格者は11名と、募集人員を14名ほど下回りました。

この結果を受け、聖マリアンナ医科大学は一般選抜前期の募集人員を当初予定の「約75名」から急きょ12名増の「約87名」に増員、変更しました。

 

今年の聖マリアンナ医科大学一般前期の募集人員は「約75名」ですので昨年より12名少なくなっています。

それに伴って1次試験合格者も減らした、と考えていいでしょう。

 

聖マリアンナ医科大学の1次試験に合格した受験生の皆さんは、志願者が大きく増えた中での1次試験合格ですから、ぜひこのチャンスを生かして下さい。

聖マリアンナ医科大学の2次試験では適性検査、小論文、面接が行われます。

 

聖マリアンナ医科大学では2次試験で適性検査を行いますが、多くの受験生の皆さんは「適性検査って、何をやるの?」と不安に思うようですが、心配はいりません。

聖マリアンナ医科大学の適性検査は、「性格検査」といっていいようなもので、YG検査だと思われます。

 

これは、例えば「時々死にたくなる」、「小動物が好きだ」、「赤面することがある」といった250ほどの質問があり、それに「ハイ、イイエ」で答えて行きます。

余計なことを考えずに、素直に答えて行けば問題ありません。

この適性検査で問題視された受験生は、聞いたことがありません。

YG検査は入手可能でメルオンでも持っていますが、何もしないで行くのが一番だと思います。

 

聖マリアンナ医科大学の小論文は試験時間60分で与えられた資料を基に自分の考えを800字から1000字で書きます。

与えられる資料は、医療に関する複数の表やグラフとなることが多くなります。

 

まず、与えられた資料を正確に読み取ることが何より重要です。

ここを間違えてしまうと、自分の考えもおかしな方向へ行ってしまいます。

「何についての資料なのか?」、「数値の単位は、どうなっているのか?」こういったことを冷静に読み取って下さい。

資料の読み取りが正確に出来れば、おのずと自分の考えもまとまると思います。

 

聖マリアンナ医科大学の面接は、面接官3名による個人面接になります。

聞かれることは、医学部の面接として特別なものは無いと思いますが、一つの質問に深く聞いてくる傾向があります。

 

聖マリアンナ医科大学の面接で受験生を悩ませるのは、「併願校は?全部受かったらどこに行く?」です。

受験生としては、「受験校を選んで言うべきか、全部言うべきか」、「全ての受験校を言うと多くなってしまうが大丈夫か」といったことで悩むようです。

「どこに行く?」では、「聖マリアンナ医科大学と答えるべきか?」も悩むようです。

 

これは、「何のために併願校を聞くのか?」を考え、そこから「自分はこう答えればいい」と進んで下さい。

受験生一人ひとりの状況に合わせて答える必要があります。

受験生が併願校を言えば、面接官は答えたことに対して、また聞いてきます。

その時、なんと答えるのかも準備しておいて下さい。

 

聖マリアンナ医科大学の2次試験では小論文に50点、面接に50点の合計100点の配点があります。

2次試験で順位は動きます。

万全の準備をして、聖マリアンナ医科大学の面接、小論文に臨んで下さい。