明日は久留米大学医学部一般選抜後期入試の1次試験日です。
前期入試では、久留米大学御井キャンパスの他に東京にも試験会場が設けられていましたが、後期入試の試験会場は久留米大学御井キャンパスのみになります。
今年の久留米大学医学部一般後期の志願者は募集人員約5名に対し572名で、昨年後期の志願者より37名減少しました。
志願者が減少したとはいえ、志願倍率は114倍になりました。
今年の久留米大学医学部一般前期の志願者は、募集人員約75名に対し1383名でした。
志願倍率は18,4倍でしたので、やはり後期入試の倍率は高くなりがちです。
ただし、一般後期の実際の受験者は毎年、志願者より100名ほど少なくなっています。
また、成績上位層はいなくなっていますので、倍率の高さに怖気づくことなく力を出し切ってください。
久留米大学医学部一般選抜の配点は英語100点、数学100点、理科2科目で200点とどの科目も同じ配点になっています。
例えば順天堂大学医学部一般A方式の配点は英語200点、数学100点、理科2科目
200点(1科目100点)と、英語の配点が非常に大きくなっています。
こういった配点の医学部入試では、配点の大きい科目で失敗するとそれを取り返すのは厳しいものがあります。
しかし、久留米大学医学部のように各科目同じ配点であれば1科目失敗したとしても、それを取り返すことは十分に可能です。
久留米大学医学部の英語と数学の試験時間はそれぞれ90分です。
私立医学部の試験時間としては長めの試験時間ですが、試験監督から「はい、そこまで」の声が掛かるまで粘ってください。
久留米大学医学部一般後期入試1次試験の合格最低点は、昨年が400点満点の252点、
一昨年が267点、3年前が264点でした。
久留米大学医学部の入試問題は、年によって難易度にばらつきが生じることがあります。
明日の試験問題の難易度がどうなるかは分かりませんが万一、「難しい」と感じる科目があっても、自分だけが出来ないのではなく、「今年は問題が難しくなった。みんなも苦労しているはずだ」と考えるようにしてください。
先ほども述べましたが、1科目上手くいかなくても残る科目での挽回は十分に可能です。
最後の数学が終わるまで、自分の力を出し切ることに集中してください。