医学部入試

4月になってもなかなかエンジンの掛からない人は、こうやればいい

4月に入り、ついこの前まで高校2年生だった皆さんは「受験学年」と言われる高校3年生になりました。

また、今年の受験を終え、1年間浪人生活を送ることを決めた人もいるでしょう。

 

こういった人達の中には来年の医学部合格、歯学部合格に向けて、「勉強を始めなければ」と思っていても、ついグズグズしてしまっている人も少なくないと思います。

 

新高校3年生にしてみれば「新学期になればイヤでも頑張らなければならないのだから、春休みくらいゆっくりしたい」という気持ちと「モタモタしておると他の受験生に置いて行かれるから勉強しないと」と思う気持ちの両方があるかもしれません。

 

浪人生の皆さんは「入試が終わるまであれだけ頑張ったから、今は抜け殻状態で机に向かう気力が沸かない」という気持ちと、「入試は時間との戦いだから、早く始めた方がいい」という気持ちの両方があるのではないでしょうか?

 

「そろそろやらないと」と思っていても、なかなか勉強に手を付けられない人もいるかもしれませんが、いつまでもグズグズしているわけにも行きません。

こういう状況の時に一番難しいことは「最初の一歩」です。

勉強をなかなか始められない場合、とにかく「勉強を始める」ことが最大の壁になります。

 

確かに、今までやっていなかった勉強を始めるのは、なかなか大変なことでしょう。

しかし、大切なことは「勉強を始める」ことであって、「勉強をたくさんする」ことではありません。

ですから、「最初の一歩」は、思いっきりハードルを下げてください。

例えば、「寝る前に英単語集を1ページだけ覚える」で構いません。

その時は、完全に覚えきってはいないページを使ってみてもいいでしょう。

1ページは大変であれば「英単語3つ」でも構いません。

単語は覚えているのであれば、熟語集でもいいでしょう。

 

最初は「見て覚える」であっても徐々に「机に座って書いて覚える」にして行ってください。

机に座れるようになれば、「ちょっと数学も見てみようかな」となりますので、易しめの問題を解くところから始めてください。

 

ここでいきなり難しい問題を解こうとして解けないと、気持ちが萎えてしまうかもしれませんので、易しめの問題から始めるようにしてください。

 

最初は5分であっても勉強を始めることが出来れば、勉強時間を伸ばしていくことは出来ます。

 

医学部受験、歯学部受験で合格を勝ち取るためには「勉強量」はどうしても必要になります。

勉強量を確保するためには、「早く始める」ことが有効です。

医学部入試、歯学部入試に向けて、ハードルを思い切り下げて、まず第一歩を踏み出してください。