東京医科大学では大学卒業生または卒業見込みの医学部志望者を対象に、今年から新たに学士選抜を実施します。
受験資格に年齢制限はありませんので、6年制または4年制の大学卒業者であれば誰でも年齢に関係なく受験することが出来ます。
試験内容は数学、物理、化学、生物の基礎学力検査と日本語と英語で課題文が出される小論文2題そして面接、書類審査になります。
試験日は東京医科大学の推薦入試(学校推薦型選抜)と同じ日で、試験内容も推薦入試と同じですので、「学士選抜と推薦入試(学校推薦型選抜)の問題は同じもの」と考えていいでしょう。
学士選抜の配点は、まだ東京医科大学から発表されていませんが推薦入試(学校推薦型選抜)と配点も同じなら基礎学力検査100点、小論文36点、面接24点、書類審査12点の合計172点となると思われます。
このうち数学、物理、化学、生物の基礎学力検査では理科3科目を解く必要があります。
また、物理、化学、生物の問題数は同じではありません。
基礎学力検査の問題そのものは「医学部入試としては難しくない」問題です。
むしろ差がつくのは小論文になります。
英語小論文は昨年の推薦入試から変更がありました。
学士選抜と推薦入試の問題が同じとすると、さらに変更があるかもしれません。
英語小論文は慣れていないと難しく感じると思いますので、東京医科大学の英語小論文に慣れておいてください。
学士選抜では、面接が最後の決め手になると思います。
「なぜ今、医学部進学を希望するのか?」この質問に対する面接官が満足する答えを準備することは、東京医科大学に合格するためには欠かせません。
昨年の東京医科大学推薦の試験日は12月2日(土)でした。
今年は11月30日(土)または12月1日(日)に試験が行われることが予想されます。
オンライン個別指導メルオンでは昨年の東京医科大学学校推薦型選抜(推薦入試)に3名が受験し、2名が合格しました。
基礎学力検査、小論文、面接全てで過去の出題を分析し、的確な指導が出来たからだと考えています。