医学部入試

医学部受験も歯学部受験も時間との戦い。早いスタートこそが受験を制する

医学部や歯学部を志望する受験生の中には、部活が忙しいため「受験勉強は部活が終わってから」と考えている受験生もいると思います。

しかし、その考えは非常に危険です。

 

医学部受験も歯学部受験も「時間との戦い」という側面があります。

志望校の試験日までの時間は限られています。

多くの受験生は試験直前になると「あと1か月あったら」と思うものです。

 

スポーツ系の部活をやっていると、「最後の試合が終わるまで勉強している時間はない」という受験生も少なくありません。

確かに毎日のハードな練習で、受験勉強どころではないかもしれません。

「夏の大会が終われば引退だから、そこから頑張ればいい」と考えているかもしれません。

 

ラグビー部の寮に入っていて部屋は4人部屋という環境の中で、第一志望の日本歯科大学生命歯学部に合格した生徒がいました。

この生徒は、「何かアクションを起こさなければ、いつまでたっても勉強しない」と考え、少しでも勉強せざるを得ない環境を自分で作ろうと、オンライン個別指導メルオンに入学しました。

 

メルオンの授業は自分の都合のいい日時に受けることが出来ますので、練習が早めに終わる日曜日などを上手く使っていました。

メルオンの授業があるときはラグビー部の寮の同部屋の後輩たちも、食堂に行ったりして静かにしていてくれました。

ラグビー部の部員の多くがスポーツ推薦で大学に進学する高校でしたが、歯学部に自分の力で進学しようと頑張るこの生徒を周囲の部員は、「すごい」と感じていたようです。

 

この高校のラグビー部は寮を持つくらいの強豪校で年明けの全国高校ラグビー選手権にも出場しましたので部活が終わったのは、翌年の1月でした。

「部活が終わったら勉強頑張る」では到底間に合いませんでした。

 

今年、東京歯科大学に進学した生徒は、ピアノの全国コンクールで優勝するほどピアノに打ち込んでいました。

それでも、短時間でも毎日勉強を続けることで東京歯科大学に合格することが出来ました。

 

「短い期間であっても、集中的にやればなんとかなる」ほど、医学部入試も歯学部入試も甘くはありません。

時間を掛けての継続的な努力が無ければ志望校合格は難しいでしょう。

 

受験生それぞれ、いろいろな事情はあるでしょう。

「受験勉強に使える時間は無い」と決めつけずに、今から少しでも医学部受験、歯学部受験に向けての勉強をスタートさせてください。

受験は時間との戦いでもあり、時間は待ってくれません。