高校生の皆さんの中には学年に関わらず、「部活命」の方もいると思います。
部活でなくてもピアノ、バレエ、ボランティア、自主研究などに時間を取られる受験生もいると思います。
医学部受験や歯学部受験を考えれば「受験勉強を進めなければ」と思っていても、なかなか時間が取れない状況にある人もいるでしょう。
今年、東京歯科大学に進学した生徒はピアノの全国コンクールで優勝するほど、ピアノの練習に力を入れていました。
ただ練習するだけでなく、かなり離れたところの先生の所まで行ってレッスンを受けていましたので、高校の勉強だけでも厳しいものがありました。
しかし、この生徒は自分の中でルールを決めて受験勉強の時間を確保しました。
親元を離れラグビー部の合宿所で、4人一部屋で暮らしていた生徒で日本歯科大学生命歯学部に進学した生徒もいました。
ラグビーでは県大会で優勝し、翌年1月の全国大会にも出場しました。
この生徒は、どんなに眠くてもメルオンの授業だけはきっちりと受けていました。
「メルオンの授業だけは真剣に受ける」と決めていたようです。
4人部屋でしたが、オンラインでのメルオンの授業の時は、同室の仲間も気を使ってくれたようです。
「時間が無い。時間が無い」とばかり言っていても、いいことは何もありません。
いかに隙間時間を使うかを考えてください。
そして、自分で「この時間は受験勉強に使う」とルールを決めることが大切です。
「状況に応じて」では、結局ズルズルいってしまいかねません。
自分の1日、1週間を振り返って「隙間時間」を見つけて、「その時間は受験勉強をやる」と決めてください。
短時間でも細切れでも構いません。
かえって集中できるものです。
隙間時間を上手く活用することを考えてください。