5月に模試を受けた人は、既に結果が返ってきていると思います。
6月に模試を受けた人は、そろそろ結果が返ってくる頃だと思います。
模試の結果には、志望校の合格可能性判定も書かれています。
医学部受験に備える受験生も、歯学部受験に備える受験生も模試の結果は気になるでしょう。
特に受験生が模試の結果、成績表で気になるのは偏差値と合格可能性判定でしょう。
河合塾の全統模試では、模試を受験する際に書いた志望校の合格可能性がA,B,C,D,Eの5段階で示されます。
少し大雑把ですが、河合塾の全統模試のA判定は合格可能性80%以上、B判定は合格可能性65%、C判定は合格可能性50%、D判定は合格可能性35%、E判定は合格可能性20%以下を示しています。
このAからEまでの判定は、同じ人数で均等に分布しているわけではありません。
河合塾が考える合格可能性評価に従って、分布しています。
多くの志望校判定では受験者の半数以上が合格可能性20%以下のE判定とされます。
この合格可能性判定は、「模試を受けた時点」での成績から導き出されています。
模試を受けた後の「伸び」は反映されていません。
私立医学部受験では、志望者が多いことから「E判定は当たり前」とも言えます。
志望校判定は気になると思いますが、良くても悪くても気にし過ぎないようにして下さい。
浪人生の皆さんは分かっていると思いますが、模試の成績は良かったり悪かったりします。
一直線で成績が伸びていく、という受験生はいないと思って下さい。
だからこそ、毎回毎回、合格可能性判定を気にし過ぎることは避けた方がいいでしょう。