猛暑が続く中、8月に入りました。
受験生の皆さん、夏休みの勉強の調子はいかがですか?
パリオリンピック・パラリンピックが続いていますが、気を取られていませんか?
受験生は誰もが、夏休みに入る前は、「この夏休みで一気に学力を上げる!!」と意気込んでいるものですが、夏休みが終わった時に「いい夏休みだった」と思える人は、むしろ少数派です。
「なにか消化不良を感じる夏休みだった」と感じる受験生は少なくないでしょう。
夏休みは「自分がやりたい勉強をやれる期間」というのは間違いありません。
医学部受験を目指すにしても、歯学部受験を目指すにしても「やりたいこと」は山ほどあるでしょう。
医学部受験に備えるにしても、歯学部受験に備えるにしても「あれもやりたい。これもやっておかなければ」と考えるのが受験生です。
塾や予備校の夏期講習、さらには合宿にも参加する人がいますが、その内容は本当に「自分がやりたいこと。やらなければならないこと」ですか?
1週間や10日の合宿で、学力が一気に向上すると思うのは、期待しすぎでしょう。
夏休みに、あれもこれもと詰め込み過ぎて結局、全てが中途半端に陥る受験生は少なくありません。
こういった受験生に欠けているのが「優先順位」です。
やりたいことはいくらでもあるでしょうが、その全部を夏休み中にこなすのは簡単ではありません。
ここで必要なのは、「優先順位」です。
山ほどある「やりたいこと。やらなければならないこと」の中でも、「これだけは絶対にやり終える」ものをまず考えることが、今からでも大切です。
もとろん、確実にやり終えることが出来る量で考えてください。
その次に「なんとかここまでやりたい」ことを考え。さらに「上手く行けばこれも」というものを考えてください。
夏休みにやるべきことの優先順位を考えないで、なんとなく夏期講習に出ているようであれば改めて、優先順位を考えてください。
医学部合格を目指すのであれ、歯学部合格を目指すのであれ、自分が夏休みにやるべきことを絞り、その中でも優先順位を考えてください。