医学部入試

エムポックスとはエムポックスウイルスによって感染する感染症で、以前はサル痘と呼ばれていました。

このエムポックスが、アフリカで感染が拡大していることからWHO(世界保健機構)が8月14日に「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言しました。

 

エムポックスウイルスには大きく分けてグレードとグレード2の2種類あり、グレード1は重症化や死亡率が高いことが知られています。

 

そして今日、タイは「国内でエムポックスウイルスのグレード1の感染を初めて確認した」、と発表しました。

エムポックスウイルスの世界的な感染が広がる中、アジアでも感染が確認されました。

このエムポックスウイルス感染症に対する特別な治療法は確立されていないため、現在は対処療法となっています。

早急なワクチン開発が望まれています。

 

ウイルスによる感染症としては、新型コロナウイルスが頭に浮かぶと思います。

新型コロナウイルス感染症は、今もまだ感染者が出ていて「終わった」とはとても言えない状況です。

 

このエムポックスウイルスの感染の広がりが、今後どのようになっていくか分かりませんが、世界中が新型コロナウイルス感染症を経験していますので警戒感は高まって行くと思います。

 

医学部受験を考えている皆さんは、エムポックスウイルスに関するニュースには注意を払ってください。

もし、世界中に感染が広がることがあれば医学部入試で問われることが多くなると思います。

 

また、医学部の面接でも歯学部の面接でも、よく聞かれる「最近のニュースで関心を持ったものは?」という質問に対する答えにもなりうると思います。