医学部入試

医学部受験生・歯学部受験生が今年を希望の年にするのは自分自身しかいません

目次

  1. 新しい年の始まりに、あえて厳しい現実を伝える
  2. 医学部・歯学部入試は最後まで「完全な個人戦」
  3. 不安な今こそ、やるべきことを明確にする
  4. 試験日から逆算して考えるということ
  5. 今やるべき勉強は「満点狙い」ではない
  6. 入試で最も悔いが残る瞬間とは
  7. 最初の試験日までに仕上げるべき勉強の正体
  8. 入試が始まると勉強の質が一段階変わる
  9. 試験後の復習が次の合格を引き寄せる
  10. 入試期間中は最も成長できる特別な時間
  11. 勉強時間と科目を本番仕様で組み立てる意味
  12. 過去問演習で本当に身につけるべき力
  13. 「知っていれば防げる失敗」は必ず防ぐ
  14. 合格点を取るための判断力を磨く
  15. 生活を完全に「入試モード」へ切り替える
  16. 最後に - 希望の年にする覚悟はできているか
  1. 新しい年の始まりに、あえて厳しい現実を伝えます

新しい年を迎えると、多くの人は「今年こそは」という言葉を口にします。
しかし、医学部受験・歯学部受験においては、希望的な言葉だけで結果が変わることはありません。

今、目の前にあるのは数週間後、あるいは数日後に迫った共通テストや一般選抜の試験本番です。

この現実から目を背けず、新しい年の節目だからこそ、あえてはっきり言います。

今年を希望の年にできるかどうかを決めるのは、自分自身です。

  1. 医学部入試・歯学部入試は最後まで「完全な個人戦」

医学部入試・歯学部入試は、団体戦ではありません。
最後は、誰の助けも借りられない「完全な個人戦」です。

試験会場に入った瞬間、家族も、学校の先生も、予備校の講師も、横にはいません。

これまでどれだけ支えてもらってきたとしても、その場で問題を解き、答案を書くのは自分一人です。

だからこそ、「誰かが何とかしてくれる」という発想は捨てて「自分を助けるのは自分しかいない」ことを改めて肝に銘じて下さい。

  1. 不安な今こそ、やるべきことを明確にする

この時期、多くの受験生が不安を感じます。
それは当然のことです。

どんなに成績のいい受験生も、模試でA判定の受験生も不安を感じます。
合格するという保証はどこにも無いのですから。

しかし、不安の正体を突き詰めると、多くの場合、「今、自分は何をすべきかが曖昧」
という点に行き着きます。

不安を消す唯一の方法は、やるべきことを明確にし、それを一つずつ潰していくことです。

  1. 試験日から逆算して考えるということ

共通テストを受ける人は、共通テスト当日までに、どこまで仕上げるのか。

共通テストを受けず、私立医学部・歯学部一般選抜に集中する人は、最初の受験校の試験日までに、何を完成させるのか。

ここを曖昧にしたまま勉強してはいけません。

残り時間は有限です。
すべてを完璧にする時間は、もうありません。

  1. 今やるべき勉強は「満点狙い」ではない

この時期になっても、「難しい問題を解けるようにならなければ」と考える受験生は少なくありません。

しかし、はっきり言います。

今やるべき勉強は、「どんな問題でも解ける」という、満点を取るための勉強ではありません。

医学部・歯学部入試で必要なのは、合格点を超える点数です。

それ以上でも、それ以下でもありません。

トップの成績での合格もギリギリでの合格も、「合格」という点では同じです。
トップ合格でもギリギリ合格でも「入学出来る」と言う点で変わりはありません。

医学部受験・歯学部受験で必要なのは満点ではなく「合格点」です。

このことをしっかりと理解してください。

  1. 入試で最も悔いが残る瞬間とは

入試で一番悔しい瞬間は、難問が解けなかったときではありません。

  • 解けるはずの問題を落とした
  • 見たことがある問題なのに思い出せなかった
  • 試験後に「あれ、できたのに」と気づいた

この瞬間こそが、最も心に悔いが残ります。

これを無くすことが、医学部受験・歯学部受験で合格に直結します。

 

  1. 最初の試験日までに仕上げるべき勉強の正体

だから、最初の試験日までにやるべきことは明確です。

「自分として解けなければならない問題」を、試験時間中に確実に解けるようにすること。

各科目とも、

  • 頻出分野
  • 合否を分ける標準問題
  • 落としてはいけない基本~標準レベル

これらの問題は、これまでに何度もやったはずです。
医学部や歯学部を目指す受験生なら誰もが解ける「当り前の問題」を、「考え込まずに解ける状態」まで仕上げてください。

「時間を掛ければ解ける」では十分ではありません。
試験時間内に解けないと、「解くことが出来ない」のと同じです。

  1. 入試が始まると勉強の質が一段階変わる

入試が始まると、多くの受験生が実感します。

本番の集中力は、普段の勉強とはまったく違う。
当然と言えば当然かもしれません。

この集中力は、使い方次第で大きな武器になります。
非常に高い集中力で問題に取り組みますので、記憶にもしっかり残ります。

これを生かさない手はありません。

  1. 試験後の復習が次の合格を引き寄せる

試験が終わったら、必ず復習をしてください。

ただし、やり方を間違えてはいけません。

復習するのは、「自分として解けなければならなかった問題」だけです。

すべてをやり直す必要はありません。

何度も言いますが、「必要なのは満点ではなく合格点」です。

「やったはずなのに出て来なかった問題」を「次に出たら確実に解き切る」ようにする勉強です。

「非常に高い集中力で向き合った問題」、「とても悔しい思いをした問題」ですから、やり直せば確実に自分のものになります。

  1. 入試期間中は最も成長できる特別な時間

実際の医学部入試・歯学部入試で出題された問題を使って復習する。
これは、医学部入試・歯学部入試で、「出る問題」だけで勉強することを意味します。

この期間は、精神的には苦しいでしょう。
しかし、最も合格に近づける期間でもあります。

入試では誰も助けてくれません。
精神的にも肉体的にも厳しい期間ではありますが、合格を掴み取るためには自分自身が頑張るしかありません。

永遠に受験勉強を続けるわけではありません。
「医学部入試・歯学部入試が終わりまで」、です。

いい結果が待っていることを信じて、前を向いてください。

  1. 勉強時間と科目を本番仕様で組み立てる意味

残された時間では、勉強内容だけでなく、勉強時間と科目の組み合わせも重要です。

本番と同じ時間帯に、同じ順番で科目を解く。

これは、立派な実戦練習です。
入試本番での疲労度も分かります。

  1. 過去問演習で本当に身につけるべき力

過去問演習は、「解けた・解けなかった」を見るためのものではありません。

  • 科目ごとに、試験時間内に合格点が取れるか
  • 科目ごとの時間配分は適切か
  • 科目ごとに、問題構成に癖はないか

これを確認するためのものです。

  1. 「知っていれば防げる失敗」は必ず防ぐ

数学の小問集合に、明らかに手強い問題が混ざっている大学もあります。

英語で、いきなり長文から始まる大学もあります。

「誤りをすべて選べ」という問い方をしてくる大学もあります。

知らなければ、試験当日思わぬ失敗をしてしまうかもしれません。

これらは、知っていれば冷静に対応でき、失敗を防ぐことが出来ます。

  1. 合格点を取るための判断力を磨く

入試では、何を解くかよりも、何を解かないかが重要になる場面があります。

その判断力は、過去問演習でしか身につきません。

「この大学の、この科目は試験時間内に解き切れるのか」を考え、「試験時間内に解き切ることは出来ない」と判断したら、「何を解いて、何を解かないのか」を考えなければなりません。

「英語の長文問題で問題文を全て読んでいる時間は無い」と判断したら、「長文を全部読まなくても解ける問題」を見つけて下さい。

過去問演習では、こういったことが重要です。

  1. 生活を完全に「入試モード」へ切り替える

勉強と同じくらい大切なのが生活です。

基準は一つ。

午前9時には、全力を出せる状態になっていること。

そのための生活を、今すぐ作ってください。

100の力を持っている受験生が70%しか力を出せなければ、80の力しかない受験生が力を出し切れば勝てません。

せっかく、ここまで頑張って蓄えてきた力を、試験で全て出し切れるよう生活を整えて下さい。

保護者の方も、気を付けてください。

  1. 最後に - 希望の年にする覚悟はできているか

今年を希望の年にできるかどうかは、誰かが決めてくれるものではありません。

自分で決め、自分でやり切る。

それができた人だけが、合格という結果を手にします。

ここからが、本当の勝負です。

最後まで的確な勉強、適切な生活を出来た受験生には、きっといい結果が待っています。

2026年が希望の年になります。