先日、オーチャードホールで行われた
アフリカンミュージックナウに行ってきました。
これは毎年東急グループが行っているコンサートで、
申し込みをして抽選に当たると無料で行けるコンサートです。
毎年、応募して今年やっと当たりました。
オーチャードホールは
去年のK-バレーカンパニーのジゼル以来です。
今回は、なんと言っても
ンジャエ・ローズが出るのですごく楽しみにしていました。
ンジャエ・ローズは去年コンサートに行き
メチャよかったのでまた観られると思うとワクワクです。
楽しみにしていたコンサートですが、
会場に入って「アレッ」って感じです。
なんかどう見てもアフリカ音楽って感じじゃない人がたくさんいる。
今日は演歌じゃないんですけど・・・・・。
考えてみれば、タダ、無料のコンサートだからしょうがないのかな、
と思っているうちに開演です。
ここでまたいきなり「あれっ!?」です。
ステージに人が出てきたらとりあえず拍手じゃないの?
しーんとしてる!!
でもンジャエ・ローズいいなー。
とは言え、情けないことに今回のステージは
ドゥドゥ・ンジャエ・ローズじゃなく
息子のワガン・ンジャエ・ローズだということに気づいていませんでした。
気づいてから「ワガン、お父ちゃんに比べたらまだまだ甘いな。」
なんて生意気なこと考えていました。
この日は3人のミュージシャンが休憩なしで出てくるので
入れ替えの時はセッティングが終わるまで、
話で繋がなければなりません。
せっかくンジャエ・ローズで盛り上がったのに
次の日本人ミュージシャンの話がつまらなくて
司会の吉本多香美も困ってました。
で、この人のステージが始まったのですが
多くの人には辛かったようで
演奏の途中で帰る人がでてきました。
その時です。
「いつまでやってんだよー」と
隣のカップルの男性が嫌そうにポツリ。
ンジャエ・ローズの時も
「なんか喋ってるなー」と思っていましたが
なんせ大音量でやってますからよく分かりませんでした。
でも今度は、はっきりと聞こえました。
きっと近くの人はみんなイヤーな気分になったと思います。
特に一緒に来ていた女の子が辛かったんじゃないでしょうか?
ふと思いました。
「大人なら当然の、最低限のマナーも守れない、
少しの我慢もできない人が増えているのかも。」
GWに国際フォーラムでやってたラ・フォル・ジュルネに行って、
クラッシクばかり1日40ステージもの公演が連日満員の状況を見て、
「東京ってすごい」と思っただけにその落差に驚きました。
今回の経験は特殊なものだったのか、
それとも本当に自分のことしか考えられない人が
増えているのか、どちらなんでしょううね。
少なくとも医療を目指す人達は、
他人への気遣いができることが最低条件でしょう。