7月5日の土曜日に水戸にある高校で医学部を
目指される方に「最短距離で目指す医学部進学」
というテーマで1時間程、お話をさせていただきました。
教室いっぱいの参加者の皆さんが、とても熱心に
私の話を聞いて下さり、とてもやり易く感じました。
平成に入り18才人口が約85万人減り、それに伴い
大学受験生も約25万人も減った大学入試の現状。
そんな大学入試の現状の中での国公立医学部入試、
私立医学部入試の状況。
そして、厳しい厳しい医学部入試でどうすれば合格を
勝ち取ることができるのか。といったお話をさせていただきました。
その中から一つ、医学部の入試難易度の話をご紹介しましょう。
河合塾さんの2015年度入試難易ランキング表(速報版)に
よればボーダーライン偏差値は以下のようになっています。
ボーダーライン偏差値を見ると慶應大学医学部はもちろん、
東京慈恵会医科大学も、東大の理Ⅰや理Ⅱより難しいという
ことになります。
私立大学で、医学部を除けば最も難しい早稲田大学先進理工学部と
慶應大学理工学部に合格するレベルでは、ボーダーライン偏差値が
5も上の慈恵医大は全く歯が立たないということになります。
帝京大学医学部に合格するためには、医学部を除く理系の
最難関に合格する力が必要ということです。
試験科目や配点などが違うので単純ではありませんが、
ザックリ言うと上記のように言うことができます。
医学部入試は本当に厳しいですね。
次回は「私立医学部で東大理Ⅲより難しい大学もある」というお話を。
慶應大学医学部ではありません。東京と関西の大学です。