医学部入試

国立大学の追試験は、3月22日に

昨日、全国の国立大学86校が会員の一般社団法人
国立大学協会が「国立大学の2021年度入学者選
抜についての実施要項」の改訂を発表しました。

これは、新型コロナウイルスの感染拡大に対する
改訂で、大学入学共通テストの新型コロナウイルス
対応に続いて、国立大学の対応も発表されました。

大学入学共通テストが高校3年生の「学習の遅れ」
に対応するため「第2日程」を設けました。これを
受けて国立大学でも2段階選抜、いわゆる足切りの
結果発表の日程を変更しました。この他にもいくつ
か日程の変更が発表されています。

7月13日付けの実施要領改訂版には「新型コロナ
ウイルス感染症対策に伴う入学志願者への配慮等」
が加わりました。昨日の改訂発表で最も注目すべき
点です。

その中で前期日程、後期日程の追試験について「新
型コロナウイルス感染症等に罹患した入学志願者の
受験機会を確保するため、3月22日をその試験
第1日として前期日程、後期試験の追試験を行う」
と今回、発表されました。

どういった受験生が3月22日の追試験を受験出来
るのか、について国立大学協会から詳細は発表され
ていません。各国立大学の入試要項で確認すること
になります。前期日程の追試験出願者が後期日程
に合格した場合の取り扱いも気になります。

文部科学省は、出題範囲についても配慮を求めて
いますが、これも各大学の入試要項で確認してく
ださい。

国立大学に限らず私立大学や公立大学も、医学部の
入試要項、歯学部の入試要項はしっかり確認する
必要があります。

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