オミクロン株が想定を超えるような猛烈な勢いで
広がっています。大学入試も感染拡大に対応を、
せざるを得ません。
これまでも、大学入学共通テストでの「濃厚接触
者」の扱いに12月28日と1月8日に変更があり
ました。万一、保健所から「濃厚接触者」と認定
された場合は、大学入試センターのサイトで確認
してください。
昨日NHKなどが、文部科学省の新たな新型コロ
ナウイルス感染症への対応方針を報じました。
それによると、新型コロナウイルスの影響で共通
テストの本試験だけでなく、更に追試験まで受け
ることが出来なかった受験生は、各大学の個別試
験の結果で合否判定をするよう各大学に要請する
方針を、文部科学省は固めた、とのことです。
今のところ詳細は分かりませんが、こういった受
験生は「足切り」無しで、国公立大学の個別試験
(2次試験)を受けることが出来るようになりそ
うです。
私立医学部、歯学部の共通テスト利用入試で、共
通テストを受けられなかった受験生の扱いは、は
っきりしません。一般選抜に出願していなくて
も、一般選抜の受験が出来るようになるのかもし
れません。
報道によれば、各大学の個別試験でも追試験や振
り替え受験の機会が得られなかった受験生のため
に、再度の追試験の機会を設けるよう、文部科学
省は要請するようです。私立医学部や私立歯学部
でも、追試験が行われるかもしれません。
再度の追試験を設けることで、入学時期が4月
以降になることも文部科学省は認める方針、と
のことです。
新型コロナウイルス感染症に、十分な注意をす
ることは当然ですが、受験生の救済策も用意さ
れるようです。
医学部受験生、歯学部受験生の皆さんは、落ち
着いて医学部入試、歯学部入試の準備を進めて
下さい。
なお文部科学省のコロナ対応について、何か分
かれば、再度お伝え致します。