未分類

9月2日(月)から共通テストの「受験案内」配布開始

来週の月曜日、9月2日から来年1月に本試験が行われる、大学入学共通テストの出願に必要な「受験案内」の配布が始まります。

医学部受験、歯学部受験が現実味を帯びて来ます。

 

共通テストの「受験案内」ですが、現役生は高校を通じて配布されますので特に自分で取り寄せる必要はありません。

一方、浪人生や再受験生は自分で「受験案内」を取り寄せる必要があります。

予備校や塾が共通テストの受験案内を用意してくれる場合もありますが、自分で取り寄せることを考えておいた方がいいでしょう。

 

まずは大学入学共通テストを所管する、独立行政法人大学入試センターのサイトを見て受験案内の入手方法や出願方法などを確認するといいでしょう。

 

国公立医学部受験、国公立歯学部受験には共通テストは必須ですが、私立医学部受験や私立歯学部受験では、共通テストは必須というわけではありません。

私立医学部入試、私立歯学部入試の「共通テスト利用入試」に出願するのであれば、共通テストの受験は必要ですが、共通テスト利用入試に出願しないのであれば、共通テストの受験は必須ではありません。

 

私立医学部入試、私立歯学部入試で「共通テスト利用入試」に出願するかどうかは、志望校の共通テスト利用入試の合格最低点を確認して、「そこに届きそうかどうか」、で考えてください。

 

共通テストを受けるとなると、共通テスト対策もやらないわけには行きません。

ただでさえ受験生は、「時間がいくらあっても足りない」のですから、なんとなく共通テストを受けようと考え、その対策に時間を使うのはどうかと思います。

共通テストを受けるかどうかは、一度きちんと考えてください。

 

私は、国公立大学の受験を考えていないのであれば基本的に、「共通テストは受けなくてもいい」と考えています。

国公立志望者も受けてくる、共通テスト利用入試のボーダーラインは高く、ここを超えるのは簡単ではないと考えているからです。

その時間は私立医学部入試対策、私立歯学部入試対策にあてた方が医学部や歯学部への進学の可能性が高まると考えています。

 

また、来年の共通テストから数学②と国語の試験時間が10分伸びます。

試験時間が伸びるということは、「共通テストの数学②と国語は難化する」と考えられます。

このこともあって私立専願者には、積極的には共通テストの受験は勧めていません。

 

ただ共通テストの受験については、受験生一人ひとりが自分の状況を踏まえてよく考えて決めてください。