東京医科大学では今年から、大学卒業者を対象とした学士選抜を新たに行います。
その書類審査通過者が発表になり、23名が本試験に進むことになりました。
今年から新規実施の東京医科大学、学士選抜は募集人員2名と少ない上に新しい医学部入試ですから、気が付かない受験生も多いと思われました。
「実際に、どのくらいの志願者がいるのか」と思っていましたが、38名が志願していました。
これは私の予想を上回る志願者数で、私も「甘かった」と反省しているところです。
「志願者が多い場合は書類審査をする」と事前に告知されていましたが書類審査の結果、志願者38名のうち15名が書類審査を通過することが出来ず、23名が通過となりました。
メルオンからの志願者は2名とも書類審査を通過し、11月30日(土)の本試験に臨むことになりました。
2次試験では基礎学力検査も行われますが、合否判定には使われません。
出願書類12点、小論文2題で36点(1題18点)、面接32点の合計80点満点で合否が判定されます。
基礎学力検査は基準点を設けていますので、あまりにも出来ていないと合格とはならないと思いますが、合否判定には使われません。
あくまで、出願書類と小論文と面接で合否は判定されます。
東京医科大学では同点の場合も、どうするかについて示しています。
優先順位は面接の得点の高い受験生、面接も同点なら2題の小論文の合計得点の高い受験生、小論文も同点の場合は基礎学力検査の得点が高い受験生、としています。
やはり、面接が最重視されます。
東京医科大学の学士選抜に臨む受験生の皆さんは、特に面接をしっかり仕上げてください。
なお、東京医科大学学士選抜の面接はMMIが行われますが、書類審査通過者には
5分間のプレゼン用にパワーポイントを事前に作成するように指示があったとのことです。