明後日、11月30日(土)に金沢医科大学総合型選抜のAO入試、卒業生子女入試、研究医枠、新潟県地域枠が行われます。
この金沢医科大学総合型選抜は1次試験で基礎学力テストと自己推薦書が課されます。
ただし、自己推薦書は1次試験で書きますが2次試験で使われます。
1次試験は実質、基礎学力テストのみになります。
2次試験は1次試験で書いた自己推薦書と個人面接になります。
これだけ見ると、金沢医科大学AO入試に合格するためには何より基礎学力テストが重要に思えるかもしれませんが、そうではありません。
もちろん1次試験に合格しないことには2次試験を受けることが出来ませんので、基礎学力テストも重要なことは間違いありません。
昨年は1次試験に62人、一昨年は75人が合格していますが2次試験合格者は昨年が15人、一昨年が18人でした。
1次試験合格者の中から2次試験にも合格するのは4人に1人です。
金沢医科大学AO入試の配点は基礎学力テストが4科目で200点、2次試験で評価する自己推薦書が60点、個人面接が140点で2次試験の配点は合計200点となります。
基礎学力テストの英語の配点は60点、数学も60点、理科は2科目で80点(1科目40点)ですので、個人面接の配点140点が非常に大きいことが分かります。
もちろん、自己推薦書も60点ですからしっかりとしたものを書かなければ合格は厳しいでしょう。
個人面接では1次試験で書いた自己推薦書を面接官が見ながらの面接になりますので、書いたことは覚えておく必要がありますし、自己推薦書から何を聞かれてもいいように準備が必要です。
「自己推薦書は2次試験の面接の材料とされる」という意識を持って明後日は書いてください。
金沢医科大学AO入試を受験するのであれば、基礎学力テスト対策も大切ですが、
自己推薦書対策も忘れないでください。
今年から字数は800字程度となり、指定課題を含めて書くことになりました。
「指定課題ってなに?」と思う受験生も少なくないでしょう。
金沢医科大学から指定課題について聞いていますが、生徒たちも受けますので詳細は控えます。
ただ、指定課題について受験生が書けないのも困りますのでそれほど難しいことは出ないと考えていて下さい。
明後日は、与えられた課題を上手く使って自己推薦書を書いてください。
自己推薦書について「本学の建学の精神及び社会的使命を理解したうえで、それと関連し、将来目指す医師像、本学を選んだ理由、在学中の勉学目標、また、卒業後本学でどのような臨床研修(5年間)を行いたいかを、指定する課題を含めて記述する」と書かれています。
まずは、この内容に沿って自己推薦者を書いてください。