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2025年の私立医学部入試、カギになるのは2次試験日

2025年の私立医学部一般選抜は共通テストの翌々日、1月21日(火)の愛知医科大学1次試験から始まります。
全ての私立医学部を受けることは出来ませんので、受験校を絞る必要があります。

この時にまず考えることは、「ここはぜひ受けたい」という大学を決めることです。
第一志望校などですね。
次に、「どこから医学部受験をスタートさせるのか」です。

2025年で言えば、1月21日(火)の愛知医科大学なのか、翌22日(水)の岩手医科大学、国際医療福祉大学医学部のどちらかなのか、さらに翌日の23日(木)の杏林大学医学部または、帝京大学医学部からスタートさせるのか、を考える必要があります。

もちろん、ここを飛ばして25日(土)の東北医科薬科大学医学部、関西医科大学のどちらかから医学部受験をスタートさせるのもいいでしょう。

必ず受ける大学とスタートの大学が決まれば、受験校は考えやすくなります。
「何日までの連続受験は大丈夫なのか?」、「難易度はどうなのか?」、「試験科目、試験範囲はどうなのか?」、「移動はあるのか?」といったことを考えて受験校を絞っていってください。

ここまでは、大体決まっているのではないでしょうか?
ただ、今年は受験校を決める難しさだけではありません。
「2次試験をいつ受けるのか?」が非常に難解です。

私も生徒と受験校を考える際に、今年は「2次試験日」で非常に悩みます。

例えば2月8日(土)は東北医科薬科大学医学部、関西医科大学、兵庫医科大学、北里大学医学部、日本医科大学と5校の2次試験日になっています。
このうち2月8日(土)に2次試験を受けることが出来るのは1校だけです。
例え5校の1次試験に合格しても、2次試験を受けることが出来るのは1校だけです。

2月8日(土)に2次試験がある5校のうち、3校は別の日での受験も可能です。
とは言え、1日ずらしても厳しいものがあり、2月9日(日)はさらに近畿大学医学部の2次試験が重なります。
近畿大学医学部の2次試験は、この日だけですので、特に関西の受験生は関西医科大学、兵庫医科大学、近畿大学医学部の3校の2次試験を2日間でどう振り分けるか難しい判断になると思います。
具体的には「兵庫医科大学の2次試験日をどうするか」を決める必要があります。

一口に「2次試験日」と言っても、「2次試験日が1日しかない大学」、「2次試験は複数日あるものの、大学が2次試験日を指定する大学」、「2次試験日が複数あって希望日を申告出来るが、申告通りになるかは分からない大学」、「複数ある2次試験日の中から試験日を選べる大学」とあります。

「2次試験日の選択を間違えたおかげで、2次試験が受けられない」ということを極力なくすよう、しっかりと考えてください。