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2025年度私立歯学部入試、2月1日、2日、3日どこを受ける?ここがポイント

2025年度私立歯学部一般選抜は2月1日(土)、2日(日)、3日(月)に人気校の入試が集中します。
この3日間、どの歯学部を受けるかは迷うところでしょう。
受験校を決める際には、意外な注意点もあります。

私立歯学部人気校の入試は2月1日(土)に日本歯科大学と大阪歯科大学、日本大学歯学部N方式の試験が実施されます。
このうち日本大学歯学部のN方式は募集人員が9名と少ないので多くの受験生は日本歯科大学と大阪歯科大学のどちらを受けるか迷うと思いますが、東日本の受験生と西日本の受験生に2分されると思います。

翌、2月2日(日)は東京歯科大学、愛知学院大学歯学部、大阪歯科大学の試験があります。
大阪歯科大学は募集人員約5名の「全学部入試」で、愛知学院大学歯学部は翌2月3日も試験があり、2日間受けても1日だけの受験でも構いません。
東海地方、関西地方の受験生は地元の愛知学院大学歯学部や大阪歯科大学を受けるのか、東京歯科大学を受けるのか悩むところだと思います。

2月3日(月)は愛知学院大学歯学部と日本大学歯学部A方式の試験があります。
日本大学歯学部入試は、このA方式が募集人員60名と「本番」と言える入試になります。

もちろんこの3日間には、ここに挙げた大学以外の歯学部一般選抜も行われます。

具体的に受験校を考える際には様々な要素を考えると思いますが、数学と小論文も考慮してください。
数学は試験範囲をまず確認することが欠かせません。
日本歯科大学の数学の出題範囲は数学1,Ⅱになります。
他の多くの歯学部入試の数学では数学1,Ⅱ、A、B、Cを出題範囲とする大学が多いのですが、日本歯科大学は1、Ⅱだけになります。

他の歯学部でも「ベクトルのみ」などと分野を限定する場合が少なくありませんので、歯学部の数学には注意してください。
また、私立歯学部入試では昭和大学歯学部や日本歯科大学のように、数学に代えて国語での受験が出来る大学もあります。

私立歯学部入試では、小論文を課す大学と小論文は課さない大学がありますので、これも確認するようにしてください。
小論文の準備に多くの時間を割く必要はありませんが、苦手意識を持つ受験生は無い方が気分的に楽でしょう。

もう1点、私立歯学部入試で気を付けなければならないことは、「歯学部は、医学部志望者の併願先になる」ということです。

特に東京歯科大学や大阪歯科大学は、医学部志望者の併願先となりがちな大学です。
このことも、忘れないでください。

私立歯学部人気校の1つ、昭和大学歯学部は試験日を遅らせて2月6日(木)にしました。
昨年は日本歯科大学と試験日が重なり、両方の歯学部共に志願者を大きく減らしましたが、今年は試験日重複を避けた形になりました。