2025年度大学入学共通テスト(共通テスト)の1日目は地歴・公民、国語、英語が行われましたが、大きな混乱もなく終わりました。
早速、河合塾や駿台予備学校などが、出題内容の分析を発表しています。
駿台予備学校はベネッセと共同して問題の分析をしています。
地歴・公民のうち、昨年までの地理Bにあたる「地理総合・地理探求」について駿台・ベネッセは「やや難化」としていますが河合塾は「受験生は取り組みやすかっただろう」としていて、易化とも読めます。
大学入試センターから平均点の中間集計が発表されますので、受験生の皆さんはそれを待ちましょう。
国語は第3問で、資料を用いる問題が出題されました。
ただ、これは予想されていましたので受験生に戸惑いは少なかったと思われます。
現代文に古文、漢文を含めた「国語」全体の難易度について駿台・ベネッセは「昨年並み」としています。
また、河合塾も「国語」の難易度については「昨年並み」としました。
最も多くの受験生が取り組む英語リーディングについて駿台・ベネッセは「素材文語数が減少し、該当箇所を特定する際の複雑さが減少した一方で、まぎらわしい選択肢や、推論を要する設問が例年同様に含まれていた」と分析しましたが、今年の難易度については「昨年よりやや易化」としました。
河合塾も同様に英語について「やや易化」としました。
現時点では駿台・ベネッセも河合塾も、予想平均点を発表していませんが間もなく予想平均点も発表されると思います。
とは言え、あくまで「予備校の予想」ですので、受験生の皆さんは大学入試センターから「平均点中間集計」が発表されるのを待ちましょう。