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国際医療福祉大学医学部1次合格発表、面接は2回で聞かれることはこれ

目 次
1,国際医療福祉大学医学部で1次合格発表、600名超か?
2,国際医療福祉大学医学部の人気の理由
3,国際医療福祉大学医学部の2次試験は面接のみだが、非常に手強い
4,2回目の面接は受験生の意識が問われる
5,国際医療福祉大学の面接は、十分な準備が必要

1,国際医療福祉大学医学部で1次合格発表、600名超か?

2025年度私立医学部一般選抜で最初の1次試験合格者の発表が国際医療福祉大学医学部で行われました。
国際医療福祉大学医学部の合格発表は受験生が自ら大学のサイトにアクセスして、受験番号等を入力して合否を確認する方式ですので、1次試験合格者数は不明です。

過去3年の国際医療福祉大学医学部の1次試験合格者を見ると昨年が643名、一昨年が688名、3年前が635名と毎年1次試験合格者は600名を超えています。
恐らく今年も600名を超える1次試験合格者ではないかと思われます。

2次試験を終えての正規合格者数は昨年が募集人員105名に対し324名、一昨年が300名、3年前が278名でした。
国際医療福祉大学医学部の正規合格者数は増加傾向にありますが、これは「合格者の中で入学辞退者が多い」ということだと思われます。
「辞退者が多いので正規合格者も増えている」と考えていいでしょう。

2,国際医療福祉大学医学部の人気の理由

国際医療福祉大学医学部は6年間の学費が1850万円と私立医学部のなかでは低額でその上、特待制度も充実しています。
一般選抜で20名が選ばれる「医学部特待奨学生S」は入学金150万円が免除になり、さらに最大1700万円の奨学金が支給されます。
入学金免除と合わせると6年間学費の支払いは無くなります。
さらに、学生寮「成田インターナショナルハウス」に入寮する場合は、寮費も全額給付されます。

「医学部特待奨学生A」は入学金免除の他、最大1400万円の奨学金が給付されます。
6年間の学費は300万円になり、「国立大学より安い」学費負担となります。
一般選抜から25名が選ばれる予定です。

こういった非常に充実した奨学制度がありますので志願者の中には、国公立大学医学部志望者も多いと思われます。
特待制度の他に、「英語での授業」や「特徴的な実習」、「多くの海外からの留学生」など、受験生には魅力的な医学部だと思います。

その分、志願者も多くなり今年の志願者は募集人員105名に対し2972名で、志願倍率は28.3倍になりました。

3,国際医療福祉大学医学部の2次試験は面接のみだが、非常に手強い

国際医療福祉大学医学部の2次試験は面接のみになりますが、国際医療福祉大学医学部の面接は非常に手強い面接になります。
2次試験日は1月29日(水)から2月3日(月)までの6日間が設定され、1次試験合格者それぞれの試験日は大学が指定します。

国際医療福祉大学医学部の面接は面接官3名による個人面接になります。
個人面接は2回行われ、2回の面接はそれぞれ意図を持って行われますので受験生は2回の面接それぞれに対しての準備が必要です。

1回目の面接は、「一般的な医学部の面接」と言っていいでしょう。
昨年は、「医学部志望理由」、「大学志望理由」、「卒業後の進路・将来展望」、の他に「高校で頑張ったこと」、「部活動について」、「調査書の内容について」、「欠席の理由」といった高校生活に関する質問が聞かれています。

この他に、「自己PR・自己紹介」、「併願校・第一志望校」なども聞かれています。
これらは他の医学部面接でもよく聞かれる質問です。

受験生としては「併願校・第一志望校」を、どう言うか迷うかもしれませんが、正直に言うのが一番です。
東京慈恵会医科大学に合格したなら、国際医療福祉大学医学部を辞退するのは一般的でしょう。
これを併願校に「東京慈恵会医科大学」を挙げて「第一志望は国際医療福祉大学です」というのは明確な理由があるならいいのですが、そうでなければ面接官から突っ込まれた時に苦しむでしょう。

昨年の質問で注意が必要だと思ったのは「ホームページを見たか、見てどう思った?」、「医師とはどのような存在か?」、「初対面の人と話す時、気を付けていること」、「一人でいるのと皆でいるのと、どちらが好きか?」といった、受験生が準備していないだろうと思われる質問です。

一昨年の国際医療福祉大学医学部の面接では、「友達から自分はどう思われているか?」、「なぜ、去年は受けなかったのか?」といった質問もありました。
「一般的な医学部の面接」と言っても、周到な準備が必要です。

4,2回目の面接は受験生の意識が問われる

国際医療福祉大学医学部の2回目の面接では受験生の意識を試すような面接になります。
昨年も一昨年も「新聞は読むか」、「ニュースは見るか」といった「情報入手の方法」について問われています。
また、「ネットニュースの問題点と解決方法」といった質問も聞かれています。
今年は、「フェイクニュース」や「SNSの情報と問題点」などが聞かれそうです。

驚いたのは、昨年の2回目の面接で「アンコンシャスバイアス」について問われたことです。
「無意識の思い込み」といったような意味ですが、これを知っていた受験生は少なかったのではないでしょうか?

2回目の面接では、知らないことは知らない、と言っていいのですが、動揺して他の質問に上手く答えられなかった受験生もいるのではないかと思います。

知らないことを問われたら「すみません。それについて知りません」と言えば、面接官が、「こういう意味」と教えてくれるはずです。
冷静に反応してください。

昨年の2回目の面接では「医療費の高騰」、「健康寿命の延伸策」、「代替医療」といった医療に関する問題や「フードロス」、「移民・難民」、「多様性」といった社会的なことも聞かれています。

5,国際医療福祉大学の面接は、十分な準備が必要

国際医療福祉大学医学部の面接は手強い面接になります。
1次試験合格者の皆さんは、出来る限りの準備をして下さい。
面接に臨む際、「しっかりと準備は出来た」と思って面接に臨むのと、「面接、厳しそうだけど大丈夫かな」とドキドキしながら臨むのとは大きな違いが出てしまうと思います。

出来れば、国際医療福祉大学医学部の面接に詳しい人に面接指導をしてもらうといいでしょう。

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