1月22日(水)に全国6か所で1次試験を行った岩手医科大学医学部で昨日、1次試験合格者の発表が行われました。
今年の1次試験合格者数は不明ですが、昨年の1次試験合格者は453名で、一昨年の1次試験合格者は466名、さらにその前年は488名でした。
岩手医科大学医学部の1次試験合格者は減少傾向にありますが、今年の1次試験合格者は450名程度ではないかと思われます。
昨年は1次試験合格者453名のうち、448名が2次試験を受験しました。
このうち正規合格となった受験生は192名、補欠から繰り上げ合格となった受験生は43名で、合計235名が「岩手医科大学医学部合格」となりました。
昨年は、2次試験受験者448名のうち半数以上の235名が医学部の合格通知を手にしています。
岩手医科大学医学部では2次試験受験者のほぼ半数が毎年、「医学部合格」をつかみ取っていて、2次試験受験者は合格の可能性が高い医学部入試です。
せっかくチャンスの大きい2次試験ですから、チャンスが手の中からスルリと逃げて行かないようにきっちりと準備をして下さい。
岩手医科大学医学部では小論文は課されず2次試験では面接のみが行われ、面接には50点の配点がついています。
50点の配点ですから、2次試験で順位はかなり変わるでしょう。
岩手医科大学医学部の面接試験の会場は全国3か所に設置されます。
自分の試験会場を確認してください。
岩手医科大学医学部の面接は面接官2名による個人面接になります。
医学部の面接ではよく聞かれる、「医学部志望理由」、「岩手医科大学志望理由」を聞かれますが、岩手医科大学医学部の面接では受験生の答えをさらに深堀りしてきます。
また、出願書類として出願した「志望理由書」に書いたことも深く聞いて来ます。
表面的な答えでは窮してしまうので、「志望理由」について何を、どう聞かれてもいいようにしっかりとした準備をして下さい。
また、毎年「自己PR」も聞かれています。
「自分を売り込んでみて」と言われているわけですから、自分のアピールポイントを、自信を持って言えるようにしておいてください。
岩手医科大学医学部の面接では「最近の気になるニュース」についてもよく聞かれています。
「医療に関するニュース」と「医療とは関係のないニュース」の両方を準備しておいてください。
そして、そのニュースに対しての自分の感想も言えるようにしておいてください。
医療に関するニュースでは、専門的なことを言う必要はありません。
医学の専門教育を受ける前の受験生ですから、背伸びする必要はありません。
また岩手県について、多少の知識はあった方がいいと思います。
なお、試験会場はパーテーションで区切って、多くの受験生の面接を同時に行います。