文部科学省は国公立大学2次試験の出願最終日である2月5日午前10時現在の出願状況を発表しました。
81の国立大学前期の志願者は前年を203人上回る166.633人となりました。
公立大学94校の前期志願者は前年を779人下回る47,880人でした。
国立大学と公立大学を合わせた175校の前期志願者は214,513人で前年を576人
下回りました。
これは出願締め切り日の午前10時現在の数値で、最終的には志願者はここから多少増えると思います。
国公立大学歯学部全体の前期志願者数は1928名で、前年の1879名を49名、
2.6%上回りました。
ちなみに、一昨年の国公立大学歯学部前期の志願者は1769名でしたので、一昨年に比べて159名、9.0%増えています。
ここのところ受験生の歯学部人気は、ジワジワと高まっています。
国公立大学歯学部前期の志願者を大学別に見て行くと、最も多くの志願者を集めたのは九州歯科大学で、前期の募集人員75名に対し302名が志願して、倍率は4.0倍となりました。
国公立大学歯学部前期で最も倍率が高くなったのは新潟大学歯学部で前期の募集人員24名に対し185名が志願し、倍率は7.7倍になりました。
新潟大学歯学部の昨年前期の倍率は4.7倍でしたので、更に高い倍率となりました。
国公立大学歯学部前期で倍率が最も低くなった大学は大阪大学歯学部で、募集人員48名に対し志願者は132名で、倍率は2.8倍となりました。
国公立大学歯学部で最も倍率が低い大学でも3倍近い倍率ですので、歯学部入試の厳しさが分かります。
2025年度 国公立大学歯学部前期出願状況(締め切り日の午前10時現在)
大学名 募集人員 志願者 倍率 前年倍率
北海道大学 38人 154人 4.1倍 3.0倍
東北大学 37人 137人 3.7倍 3.6倍
東京科学大学 33人 165人 5.0倍 3.3倍
新潟大学 24人 185人 7.7倍 4.7倍
大阪大学 48人 132人 2.8倍 2.6倍
岡山大学 32人 141人 4.4倍 2.3倍
広島大学 33人 103人 3.1倍 3.8倍
徳島大学 24人 93人 3.9倍 6.4倍
九州大学 37人 114人 3.1倍 3.6倍
長崎大学 40人 160人 4.0倍 6.0倍
鹿児島大学 35人 242人 6.9倍 6.0倍
九州歯科大学 75人 302人 4.0倍 6.0倍