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岡山大学医学部医学科で欠員補充第2次募集

目 次
1,岡山大学医学部医学科で5名の欠員補充2次募集
2,学校推薦型選抜の地域枠は倍率5倍程度
3,岡山大学医学部医学科の2次募集では面接が非常に重要

1,岡山大学医学部医学科で5名の欠員補充2次募集

国立大学の岡山大学医学部医学科で、入学者を満たすことが出来なかったことから「2025年度入学者選抜欠員補充第2次募集」を行うことが発表されました。
医学部医学科第2次募集の募集定員は5名です。

岡山大学医学部医学科では学校推薦型選抜で岡山県地域枠4名、広島県地域枠2名、
兵庫県地域枠2名、合計8名の地域枠を設けています。
しかし、地域枠での合格者は岡山県地域枠で1名、広島県地域枠1名、兵庫県地域枠1名だったことから、不足分合計5名を2次募集することになりました。
なお、岡山大学医学部医学科の一般選抜で地域枠はありません。

2,学校推薦型選抜の地域枠は倍率5倍程度

学校推薦型選抜の合格者はそれぞれの地域枠で1名でしたが、志願者は募集定員を十分に超えていました。
岡山県地域枠は募集人員4名に対し志願者は20名で志願倍率5.0倍、広島県地域枠は募集人員2名に対し志願者8名で志願倍率4.0倍、兵庫県地域枠は募集人員2名に対し志願者12名で、志願倍率5.5倍と、どの地域枠も5倍程度の倍率でした。

しかし、合格者は各1名ずつで岡山大学医学部医学科としては、「合格に相応しい受験生は、どの地域も1名しかいなかった」ということでしょう。

大学入試で、特別に人気の高い医学部入試で「定員割れ」が起こることは珍しいことではありますが、国立大学医学部の地域枠では時々合格者が募集人員を下回ることがあります。

大阪府の公立高校の半数以上が定員割れとなっていることが度々話題になります。
公立、私立を問わず高校の授業料を無償化したことによって、私立高校への進学希望者が増えた結果と言われています。

「定員割れ」という面では医学部入試と大阪府内の公立高校と同じですが、その意味合いは全く違います。

岡山大学医学部医学科の一般選抜は前期日程だけで後期は行われません。
岡山大学医学部医学科の前期日程を受けて残念なことに合格出来なかった受験生は、「地域枠に出しておけばよかった」と思っているかもしれません。

3,岡山大学医学部医学科の2次募集では面接が非常に重要

岡山大学医学部医学科の2次募集の合否判定は、共通テストの得点と出願書類、面接で合否判定が行われます。

特に面接が重要となります。
地域枠入試ですから、「なぜ地域枠なのか?」、「その地域の医療に貢献したいのはなぜか?」、「前期は一般枠で今回は地域枠なのは、なぜか?」といった質問が予想されます。

今年のメルオンからは岡山大学歯学部編入学試験に1名、岡山大学歯学部一般選抜前期に1名が合格しています。
いずれも、面接をきっちり仕上げたことが合格の要因だと考えています。

岡山大学医学部医学科2次募集に出願する皆さんは、自分が満足する答えではなく、岡山大学が満足する答えを準備してください。