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速報!! 大阪歯科大学歯学部入試で大きな変更!!

目次
1,大阪歯科大学歯学部推薦入試で指定校を廃止し公募専願を実施
2,これまでの「公募併願制」に加え、「公募専願制」を実施
3,大阪歯科大学では一般選抜と共通テスト利用で面接を廃止
4,大阪歯科大学では、すべての歯学部入試で小論文を廃止
5,一般選抜と共通テスト利用で志望理由書を評価
6,英語民間試験のスコア基準を変更

1,大阪歯科大学歯学部推薦入試で指定校を廃止

私立歯学部の人気校の1つ、大阪歯科大学歯学部で推薦入試(学校推薦型選抜)、一般入試(一般選抜)で大きな変更が発表されましたので、現時点で判明していることをどこよりも早くお伝え致します。

大阪歯科大学歯学部の学校推薦型選抜(推薦入試)は、昨年まで「指定校制」と「併願可の公募制」の2つが実施されていました。
今年の歯学部学校推薦型選抜から、指定校制推薦が廃止されます。
大阪歯科大学の指定校になっていた高校に通う受験生の皆さんには残念な入試変更かもしれません。

大阪歯科大学では、歯学部推薦入試で指定校制を廃止する代わりに「公募専願制」を新たに実施することが発表されました。
これまでも「公募制推薦」はやっていたのですが、これまでの公募推薦は他大学との併願が可能な「公募併願制」の推薦入試でした。
例えば、東京歯科大学や昭和医科大学歯学部の推薦入試と大阪歯科大学歯学部の推薦入試の両方を受けることが出来る推薦入試です。

東京歯科大学や昭和医科大学歯学部の推薦入試は「合格した場合は必ず入学する」という条件のついた「専願制」ですから、大阪歯科大学と両方に合格した場合は東京歯科大学(昭和医科大学)に入学することになります。

2,これまでの「公募併願制」に加え、「公募専願制」を実施

大阪歯科大学では、これまで行っていた「公募併願制」に加え、合格したら必ず入学する「公募専願制」の学校推薦型選抜を実施することになりました。

併願制も専願制も公募推薦ですから、全国どの高校からでも出願することが出来ます。
公募併願制は1浪生まで受験できるのですが、新しい公募専願制は現役生のみとなっています。

公募併願制と公募専願制の募集人員は、まだ示されていませんが専願制は各高校から1名の出願に限定されています。
校内選抜を勝ち抜く必要があります。
従来からある併願制は、高校から何人でも出願可能です。

3,大阪歯科大学では一般選抜と共通テスト利用で面接を廃止

一般選抜(一般入試)前期、後期そして大学入学共通テスト利用入試前期、後期でこれまで行っていた面接試験を行わないことも発表されました。
面接廃止の理由は、特に書かれていません。
これにより、大阪歯科大学歯学部入試で面接を行うのは学校推薦型選抜(推薦入試)のみとなりました。

4,大阪歯科大学では、すべての歯学部入試で小論文を廃止

さらに、大阪歯科大学では「すべての歯学部入試で小論文試験を廃止」することも発表しました。
小論文を廃止する理由として「受験生の負担を軽減」としています。

大阪歯科大学歯学部だけを受験するのであれば「受験生の負担軽減」につながると思いますが、歯学部志望者の多くは他大学歯学部の受験も考えるでしょうから小論文対策は、やることになると思います。

新たに実施する「公募専願制」の推薦入試を受験するのであれば、小論文の準備は推薦入試が終わってからでもいいと思いますが、「公募併願制」を考えているのであれば小論文の準備は必要となるでしょう。

5,一般選抜と共通テスト利用で志望理由書を評価

大阪歯科大学歯学部では一般選抜と共通テスト利用入試で、「志望理由書の段階評価を実施」することも発表しました。
大阪歯科大学歯学部の一般選抜ないし、共通テスト利用入試を受験するのであれば出願時に提出する「志望理由書」を、しっかりさせる必要が出て来ました。

大阪歯科大学歯学部の志望理由書は、400字以内で書きますが、志望理由書作成のポイントとして、「理解力」、「自己分析力」、「独自性」の3つの観点から書いて欲しいと書かれています。

ここで言う理解力は、「志望する職種や医療分野のことを理解しているか」、自己分析力は、「自分自身を理解し、自分の強みや価値観を具体的に文章化出来ているか」、独自性は、「実体験や経験をもとに自分の言葉で簡潔に記述できているか」と、大阪歯科大学はそれぞれのポイントを示しています。

ポイントを読んだとしても、受験生としてどう書いたらいいのか戸惑うかもしれません。
高校や塾の先生に相談しながら書くといいでしょう。
また、メルオンのような私立歯学部受験に詳しい予備校なら、歯学部が望む志望理由書を仕上げてくれると思います。

私達メルオンでは、歯学部教員と何度も会って、「歯学部ではどういう受験生を求めているか」を分かっていますので、高い評価を得られる志望理由書を書き上げることができると考えています。

6,英語民間試験のスコア基準を変更

大阪歯科大学歯学部では英語民間試験で「CEFR B1」以上のスコア所持者に英語の得点で、平均点を保証する制度を持っていましたが、これを「CEFR B2」以上に変更し、平均点+10点を保証することとしました。

では、大阪歯科大学歯学部を受験するのであれば「CEFR B2」以上のスコアを取っておくべきでしょうか?
私は、そうは思いません。
その時間があったら数学や理科そして受験英語の勉強に時間を使った方がいいと考えています。

なお、大阪歯科大学歯学部では学校推薦型選抜(推薦入試)の過去問を1年分は、くれます。
ただ、1年分では出題傾向を分析することは出来ません。
大阪歯科大学歯学部の推薦入試を受けるのであれば、メルオンのように大阪歯科大学推薦の過去問を何年分も持っている予備校に相談するといいでしょう。