医学部の情報を読み解く

医学部入試の情報力を自分のものにする

これまで
医学部入試のひとつの鍵は情報力
ということで、
医学部入試情報について述べてきましたが
今回はまとめです。

医学部は
各大学が「より良い学生」を集めるために知恵を絞っています。
その結果、毎年、入試が変化し続けています。

その一方で、
医学部入試の激烈さは
大学入試全体の中で飛び抜けています。
この厳しい医学部入試を打ち破るためには
情報力」は欠かせません。

ただ、情報は入手するだけでは片手落ちです。
医学部情報を読み解かなければなりません。

これまで、いくつかの例でお話ししたように、
単に情報を入手するだけでなく、
それがどの様な意味を持つかを考えて欲しいのです。

分かりやすいところでは、入試日程です。
私立医学部一般入試の日程は毎年変わります。

私立医学部29大学のうち、実際にどの大学を受験するのか?

この受験校の決定は、
医学部入試を突破するための
非常に重要な作戦になります。

受験校を決定する際には、
様々な要素を考えて決めなければなりません。

どの様に考えて医学部の受験校を決めるのか?

これについては機会を改めてお話ししますが、
その際に、
単に日程だけを見て決めるのではなく、
日程等の変更によって
受験生がどう動くかを考えて下さい。

毎年、私立医学部入試では
狙い目大学」が必ずあります。
医学部入試が厳しい入試であることに変わりはありませんが、
その中で、
エアポケットのような医学部を探して下さい。
例えば、今春入試の
埼玉医科大学医学部前期です。

しかし現実の問題として、
医学部受験生が自分自身で医学部の入試情報を集め、
更にそれを読み解くというのは大変だと思います。

そんな時は医学部に詳しい予備校に聞けばいいのです。

私の所属するメルリックス学院には、
毎日、日本中から
医学部入試についてのお問い合わせをいただきます。

「部外者に教えてくれるのだろうか?」

そんな心配はいりません。
予備校は受験生のためにあるのですから、
どこの予備校でも大丈夫だと思います。

逆に医学部入試の質問をした際に、
例え部外者だろうと答えてくれないというのは分からないからで、
予備校の実力がバレてしまいますね。