明日は、獨協医科大学医学部の1次試験日
です。獨協医科大学は、2017年度入試まで
1次試験会場を栃木県壬生町の自校キャン
パスにしか設置していませんでした。
川崎医科大学と同じように、受験生は移動
で苦労していました。しかし、2018年度
入試から1次試験で東京試験会場を設け
ました。このことで志願者数は2年連続で
上昇しています。一昨年は298名増、昨年
は、337名増となりました。
獨協医科大学の入試難易度は、私立医学部
の中で高い方ではありません。しかし、問
題そのものは、医学部受験生にとって「解
きやすい」問題とは言えないでしょう。
獨協医科大学の英語は、試験時間70分で
大問4題のマーク式です。試験時間70分
の試験としては、読む英文の量も解く問題
の数も多いと感じるでしょう。出題内容は、
ここのところ大きな変化はありません。
獨協医科大学の英語は試験時間の使い方が
結果に直結します。過去問を解いて、解く
問題の順番を事前に考えておくといいと思
います。脱文挿入と文整序は時間を取られ
がちですから、後回しにするのも「あり」
だと思います。短文完成、語句整序から
解くと上手く時間を使えそうです。
獨協医科大学の数学は、試験時間70分で
大問5題のマーク式です。獨協医科大学の
数学は、幅広い分野から出題されています
が「クセのある問題」と言えると思います。
いくつかの要素が絡んだ融合問題も出題さ
れます。上手く誘導に乗れないと苦労する
と思います。
試験時間に比べ問題量が多く、獨協医科
大学の問題に慣れておいた方がいいのは
間違いありません。
試験時間70分のうち40分程度で5割を
固め、残り時間で少しでも上積みするイ
メージかと思います。
獨協医科大学の化学も試験時間に比べ問
題量は多めです。試験時間に余裕は無い
ので「取れるところで確実に取る」こと
を意識してください。
獨協医科大学は、どの科目も試験時間に
対し多めの問題が出題されます。様々な
問題が出されますので、その中で解ける
問題を正確に解き、確実に得点を重ねて
行くことが、合格点を取ることにつなが
ると思います。
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