医学部入試

今日の正午に、東邦大学医学部で総合入試、同窓生子女入試、推薦入試(千葉県地域枠、新潟県地域枠)の合格発表がありました。

 

合格者数は募集人員約10名の総合入試で14名、募集人員約5名の同窓生子女入試で6名、募集人員3名の千葉県地域枠推薦入試で3名、募集人員6名の新潟県地域枠推薦入試で6名でした。

 

総合入試と同窓生子女入試では、多めの合格者となりました。

 

東邦大学医学部の、これらの試験は11月17日(金)に1次試験が行われ、11月27日(月)に1次試験合格者の発表がありました。

 

新潟県地域枠推薦入試の1次試験に、メルオンの新潟県の生徒が合格していました。

この生徒は、これまでの私の経験でもなかなかいないほどの成績の伸びを見せていた生徒でした。

 

ここ最近の模試の成績を見ると、慶應義塾大学医学部を除けばどの私立医学部でも合格出来そうな成績でした。

この1年の伸びを考えれば、私立医学部一般選抜までの時間でさらに伸びることも予想されました。

 

東邦大学医学部推薦入試の1次試験に合格した時に、「2次試験を受けるのか、それとも2次試験を辞退して一般選抜に向かうのか」の難しい選択をしなければならない状況になりました。

 

模試の成績や、これまでの伸びを見ると「東京慈恵会医科大学、日本医科大学、順天堂大学医学部のどこに受かっても不思議ではない」と思えました。

とは言え、医学部入試に「絶対」はありません。

 

最終的に生徒本人が、「生まれ育った新潟県に医療で貢献したい」という事で考えがまとまり、東邦大学医学部の新潟県地域枠推薦の2次試験を受験しました。

 

東邦大学医学部推薦入試は1次試験が「基礎学力」と「適性試験」で、2次試験は「面接」になります。

東邦大学医学部の「基礎学力」は英語、数学、理科の学力試験ではありません。

どちらかというと「現代国語」と言えそうな試験です。

 

東邦大学医学部の一般選抜の2次試験でも小論文に代えて「基礎学力」が課されます。

東邦大学医学部の「適性試験」は、もともと持っている能力を計るような試験です。

 

2次試験の「面接」はMMIとグループ討論になりますが、事前の準備から冷静に対応できたようです。

 

1次試験では4倍程度までに絞られていましたが、「4人に1人」では、まだまだ楽観できないと考えていました。

 

今日の合格発表後、生徒の母親から「合格しました」と本当にうれしそうに連絡がありました。

 

生徒本人も親御さんも、合格を素直に喜んでいました。

2次試験をどうするか、決めるまでに多少の時間が必要でしたが、決断は間違っていなかった、と感じました。