東京女子医科大学のホームページに「学長辞任および学長代行任命の件」というタイトルの、9月6日付けの記事が掲載されました。
学長が辞任して、学長代行として中神朋子医学部長が学長代行に任命された、とのことです。
中神学長代行は、「新たに学長が任命されるまで」、の任期となります。
東京女子医科大学の「第3回新生東京女子医科大学のための諮問委員会要録」を読むと、「大学刷新のためには、新理事長は学外人材が望ましいこと、また、諮問委員会としては産業界から理事長候補を探し、学識経験者枠で「理事」候補者として選考委員会に推薦することに合意。複数の候補者について意見交換。」とあります。
学校法人東京女子医科大学の新しい理事長は、学外それも産業界から招へいすることを考えているようです。
また、具体的な名前も挙がっているようです。
大学を持つ学校法人が産業界から理事長を招くということは、無いわけではありません。
関西学院大学を持つ、学校法人関西学院の理事長は元、株式会社日清製粉グループ本社社長だった方です。
この方は関西学院大学の卒業生ですが、東京女子医科大学出身者で、産業界で活躍されている方は少ないように思います。
学校法人東京女子医科大学の理事長が学外の産業界出身者になれば、東京女子医科大学は大きな変革期を迎えることになると思います。
医学部受験を目指す女子受験生の皆さんや保護者の方は、医学部入試がどうなるか、大変気になると思います。
東京女子医科大学の学校推薦型選抜(推薦入試)は時間的な制約から、大きく変わることは無いと思いますが、誰が面接官となるのかは注目です。
恐らく、新しい学長、医学部長、学生部長の3人が有力だと思いますが、気になるところです。
ちなみに、中神朋子医学部長のご専門は糖尿病で糖尿病センターに所属されています。村崎かがり学生部長は循環器内科に所属されています。